資生堂がネット通販に本格参入 売りは「Webカウンセリング」

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   化粧品大手の資生堂が本格的なインターネット通販に乗り出した。新しい総合美容サービス「watashi+(ワタシプラス)」を、2012年4月21日にスタートさせ、同時に業界の垣根を越えて「美と健康」に関するさまざまな企業が集まった、コラボレーションサイト「Beauty&Co(ビューティー・アンド・コー)」も運営する。

   これまで大事にしてきた「接客力」を、資生堂はどうするのか。

「資生堂ブランド」約2600種類をネット販売

資生堂も「ネット通販」に乗り出した!(写真は、資生堂「watashi+」のホームページ)
資生堂も「ネット通販」に乗り出した!(写真は、資生堂「watashi+」のホームページ)

   資生堂といえば、百貨店などで美容部員が丁寧に接客して、その場で美容相談しながら、その人にあった化粧品を選んで販売してくれる「接客力」に定評があった。

   同社の商品を取り扱う小売店への配慮もあって、ネット販売に消極的だったともいえなくもない。資生堂は、「(ネット販売によって)美容部員を削減したり店頭販売を転換したりするものではありません。これまで通り、カウンセリングや美容相談を通じての販売を重視する姿勢に、変わりありません」と強調する。

   とはいえ、同社が4月13日に発表した中期経営計画の「柱」には、ネット通販への本格参入の方針が示され、21日には公式WEBサイトをリニューアルして「watashi+」をオープン。化粧品市場の競争が激しくなるなか、ネット通販の安売り化粧品が売り上げを伸ばしていて、資生堂といえども無視できなくなったようだ。

   「watashi+」は、約2600種類の「資生堂ブランド」を取り扱う総合美容情報サイトだ。資生堂が自社ブランドをネットで販売するのは初めてという。

   売りモノは自宅に居ながら美容法や化粧品について相談できる「Webカウンセリング」。専門知識のある美容部員がネットの動画配信を通じて、相談や商品の使用方法を説明してくれるので、サイトから気軽に商品が買える。しかし、化粧品の場合は香りが気になり、肌のタイプや使ったときの感触など「試してみる」ことを重視するユーザーは少なくない。

   半面、気に入れば、同じ商品を購入するリピート率も高いとされる。そのため、サイトに住所や相談内容を入力すると近所の販売店を紹介してくれたり、「行きつけの販売店」への予約サービス、販売店と通販の購入ポイントとの連動サービスがあったりと、販売店との「連携」に工夫を凝らした。

   資生堂は、「なかなか買い物の機会がなかったり、ふだん躊躇したりしていた人がお店に行きやすくなる、その手助けにもなるサイト」と、胸を張る。

ネット通販に海外勢も続々乗り出す

   一方、パナソニックや銀座かねまつなどとのコラボレーションサイトの「Beauty&Co」も、資生堂が4月2日から運営を開始した。こちらは各社への「誘導サイト」で、「watashi+」もこのサイトに出店している。

   美容に興味のあるユーザーに、資生堂の商品だけでなく他のカテゴリーの商品を取り揃えることで、「美容なら資生堂の『Beauty&Co』へ行けばそろう」というイメージを醸成していく「作戦」だ。

   化粧品の世界最大手の仏ロレアルや第2位の米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)もネット通販を強化する。国内勢に比べて販売網が弱く、主力の百貨店の客足そのものが弱まっていることが背景にある。美容相談にあたる美容部員の人件費がかからないため、店頭に比べ営業利益率が高くなる利点も見込める。

   資生堂はネット販売について、「市場が変化しているという認識はありますが、他社には他社のやり方が、当社は当社のサービスを提供していくことが重要」と話している。

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