君が代不起立で停職処分 東京都に30万円の賠償命令 差し戻し控訴審

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   入学式や卒業式の国歌斉唱の際、東京都教育委員会が義務付けた起立斉唱命令に従わず、同委から停職処分を受けた都立養護学校の元女性教員(62)が都に300万円の損害賠償を求めた裁判の差し戻し控訴審で、東京高裁は2012年11月7日、都に30万円の支払いを命じた。君が代不起立訴訟で損害賠償が認められたのは初めて。

   元女性教員は06年、起立斉唱命令に従わなかったとして停職1 か月の処分を受け、処分取り消しと損害賠償を求めて提訴。一、二審は敗訴したものの、最高裁は12年1月「処分は原則として戒告が相当」として停職処分を取り消し、賠償について高裁に差し戻していた。

   判決は「君が代不起立で不利益な処分をすることは、思想・良心の自由に影響を与える」としている。

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