長谷川洋三の産業ウォッチ
トヨタ社長新年の辞:ぶれない経営続けて行きたい

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「ぶれない経営を続けて行きたい。もちろん皆さんといっしょに良い車を作る現場が原点です」

   2014年の新年早々気を引き締めるのはトヨタ自動車の豊田章男社長(日本自動車工業会会長)。東京都内のホテルで開いた日本自動車工業会など自動車関連団体の賀詞交換会で章男社長の別名であるモリゾウの似顔絵とQRコード入りの特注名刺をあいさつ代わりに配りながら強調した。

数量を追わず円高でも収益を出す体質作り目指す

   日本市場での2013年の新車の販売台数は前年比0.1%増の537万台と見通しを上回り、4月の消費税引き上げを前に駆け込み需要が本格化。2013年の米国の新車販売台数は6年ぶりの高水準という1560万台を超え、日本勢も好調だ。トヨタ自動車、ホンダなどは中国での新車販売台数も大幅に増えるなど明るい材料が多いが、数を追わず、1ドル=85円台の円高でも収益を出す体質作りを定着させたい考えだ。

   もっともトヨタでは、3年間の工場新設凍結やトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)の本格導入など内部充実を継続中だが、「TNGAの標準化作業は思ったより手がかかる」(内山田竹志会長)と苦労する内情もある。「トヨタの新型プラットフォーム作りは、良い車作りを目指したものでコスト削減が狙いではない。VWのように大手部品メーカーにシステム依存するのではなく、部品メーカーとの共同作業も続ける」(内山田会長)とは言ったものの、部品メーカーの意識改革にも苦労している様子だった。

長谷川洋三

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