小4なりすまし大学生は未来のジョブズなのか? 茂木健一郎「日本にはこのような若者が必要」とエール

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   大学生が「小学4年生の中村君」になりすまして立ち上げたサイト「どうして解散するんですか」が依然として波紋を広げている。

   小学生のふりをして政治的な主張を訴えた行為には否定的な意見が目立つが、擁護の声も少なからず上がっている。脳科学者の茂木健一郎さんは、アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏になぞらえて「日本にはこのような若者が必要」と2014年11月23日、自身のツイッターで持ち上げた。

「『やらかす』性行と、イノベーションを起こす能力には、正の相関」

青木さんは茂木さんの期待に応え、未来のジョブズになれるだろうか(13年7月撮影)
青木さんは茂木さんの期待に応え、未来のジョブズになれるだろうか(13年7月撮影)

   NPO「僕らの一歩が日本を変える」発起人で現役慶応大生の青木大和さんらが立ち上げた同サイトには、小学生を装って「しつもんです。ぼくにはさっぱり分かりません」などと衆院解散への疑問がつづられていた。しかし、あまりの出来栄えだったため、すぐに疑問の声が上がり、最終的に青木さんは謝罪に追い込まれた。

   なりすましを批判する声は多く、安倍晋三首相がフェイスブックで「批判されにくい子供になりすます最も卑劣な行為だと思います」と述べるほどの騒ぎに発展した。

   一方、擁護の声もない訳ではない。小説家の盛田隆二さんがツイッター上で謝罪する青木さんに「国民に迷惑かけてるのは安倍首相。きみじゃないよ!」と声をかけたり、元産経新聞ロンドン支局長の木村正人さんが「青木さんのような若者をのびのび育ててこそ日本の未来につながるのに、こんな調子で出てきた芽を摘み取っていたら、どうなるのだろう」とブログに書いたりした。

   こうした中で、茂木さんはツイッターで「若者が、『小学4年生のふり』をして、大コケした、というだけの事件。若者はもともとそういうものだと、僕は思う。若者はやらかす。それ以上でもそれ以下でもない」と問題視しない姿勢を示した。さらに、

「『小学4年生のふり』は趣味が悪かったが、このような『やらかす』性行と、イノベーションを起こす能力には、正の相関がある。(Steve Jobs氏も若い頃いろいろやらかしていた)」

   と青木さんをジョブズ氏になぞらえたのだ。また、青木さんと、サイトデザインを手がけたテフさんの2人について「今回のことは反省、謝罪して、前に行って欲しい。日本にはこのような若者が必要」と賛辞を送った。

あいまいな擁護で、批判の矛先は茂木さんへ

   逆風の中、ジョブズ氏を引き合いに出した擁護は強い反発を招き、

「ジョブズはこんな幼稚なことしてないぞ」
「子供のふりした悪質なミスリードがなんでイノベーション」

といった批判的な声がネット上にあふれた。

   また、茂木さんは「若い頃いろいろやらかしていた」という具体例を示していない。確かにジョブズ氏は10代のころ、あこがれだったヒューレットパッカードのウィリアム・ヒューレット共同代表に突然電話をしたり、不正に長距離電話をかけられる装置を大学で売りさばいたりしたことがある。しかし、これらの行為を「やらかし」と見なすとしても、「イノベーションを起こす能力」とどんな「正の相関」があるのか、明らかにしていない。

   納得しない人からは、

「正の相関があると断言する以上データベースをこさえて統計学的に精査したんですよね?」
「正の相関があると言い切るなら、ちゃんとそのデータを示してほしい所。つか、そんなデータあるなら本気で見たい」
「『やらかす』とは、学術的にどのような変数を指しておられますか。僕は収穫逓増と企業家精神について研究している大学生です。宜しければ、統計の出典をお教え下さい」

などといったツイートが寄せられているが、25日現在、茂木さんは具体的に回答していない。

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