南ア大使、曽野氏コラムで産経新聞に抗議

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   産経新聞は同紙に掲載した作家・曽野綾子氏のコラムについて、南アフリカのモハウ・ペコ駐日大使から抗議文を受け取ったと2015年2月14日付の紙面で伝えた。

   曽野氏は11日付朝刊に掲載されたコラムで、労働力不足と移民について論じる中で「外国人を理解するために、居住を共にすることは至難の業だ。もう20~30年も前に南アフリカ共和国の実情を知って以来、私は、居住区だけは、白人、アジア、黒人というふうに分けて住む方がいい、と思うようになった」などと記した。

   産経新聞によると、ペコ大使は「アパルトヘイト(人種隔離)を許容し、美化した。行き過ぎた、恥ずべき提案」「政策は人道に対する犯罪。21世紀において正当化されるべきではなく、世界中のどの国でも、肌の色やほかの分類基準によって他者を差別してはならない」などと抗議した。

   これに曽野氏は「私は文章の中でアパルトヘイト政策を日本で行うよう提唱してなどいません。生活習慣の違う人間が一緒に住むことは難しい、という個人の経験を書いているだけです」としている。

   東京編集局長の小林毅氏も「曽野氏ご本人の意見として掲載しました。コラムについてさまざまなご意見があるのは当然のことと考えております。産経新聞は、一貫してアパルトヘイトはもとより、人種差別などあらゆる差別は許されるものではないとの考えです」とのコメントを出している。

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