ももクロ映画、外国人記者クラブ会見が中止 「黒塗り騒動」追及質問を避けたのか

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   アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が、予定されていた日本外国特派員協会での記者会見を取りやめた。メンバー5人が主演する映画の公開を間近に控え、会見はアピールの場となるはずだった。

   中止の理由は不明だが、先日の「黒塗り騒動」が影響を及ぼした可能性もある。

体調不良といった健康面の問題ではなさそう

全国の劇場で舞台挨拶回りの真っ最中(写真は13年8月撮影)
全国の劇場で舞台挨拶回りの真っ最中(写真は13年8月撮影)
「(2015年)2月23日の映画『幕が上がる』試写会は中止になりました」

   日本外国特派員協会から、英文でこう書かれた1通のメールがJ-CASTニュース編集部に届いたのは2月16日。映画製作委員会が「誠に残念ながら」と前置きしたうえでの通知だが、明確な理由は記されていない。

   会見には本広克行監督とももクロの5人のメンバーが出席する予定だった。試写会後には記者からの質疑応答の機会も設けられていた。

   映画は2月28日に公開される。平田オリザ氏原作の青春ストーリーで、ももクロ初の主演映画としても話題を集めている。映画の公式サイトでは「史上最大のプロモーション大作戦」と題して、PR活動に余念がない。中にはももクロのメンバーが、全国の上映劇場全127館に舞台挨拶に足を運ぶ体当たり企画もある。実際に映画の公式ツイッターには2月16日から17日にかけて、各メンバーがそれぞれ青森、秋田、岩手、新潟、福井、広島を訪れている様子が報告されている。

   こうなると、会見中止はメンバーの体調不良といった健康面の問題ではないだろう。そもそも予定日は1週間も先だ。国内外の記者に映画を売り込む絶好の機会を見送ったのは妙で、先日起きた「黒塗り騒動」のせいだと考えても不思議はない。

   「ラッツ&スター」のメンバーが、テレビ番組の収録で共演した、ももクロの5人と一緒に黒塗りメークで撮った写真を、2月12日にツイッター上に公開した。ラッツ&スターはブラックミュージックを主体としたボーカルグループで、デビュー当時は黒塗りにしていた。

   だがこの行為は、黒人への人種差別を意味すると米ニューヨークタイムズの田淵広子記者がツイッターで指摘。黒人ユーザーからも批判が集まったのだ。なお元の写真は、2月17日時点でツイッターから削除されているようだ。

   日本外国特派員協会の会見となれば、欧米をはじめ海外のメディア、ジャーナリストが出席する。もし予定どおり開かれたら、ももクロに対して、黒塗りに関するコメントを求めたかもしれない。

黒人アイスホッケー選手の「まね」に抗議文

   人権問題を巡って、日本外国特派員協会で海外ジャーナリストが登壇者に厳しい質問を浴びせた例がある。2013年5月27日の橋下徹大阪市長の会見だ。「従軍慰安婦」を巡る自身の発言や、1993年の「河野談話」の解釈について話したが、記者からは「明確でない」「フランス人からみると市長の発言はびっくりだ」との声が飛んだ。イタリア人記者は、橋下市長が大阪の旧遊郭街「飛田新地」の組合の顧問弁護士をしていた点をつついた。

   映画のPR会見となれば、橋下市長のケースとは意味合いが違うため単純に比較はできない。とは言え「人種差別」に外国メディアは敏感だ。ましてNYタイムズの記者が指摘した問題となれば、会見で質問が出ると予想できる。

   海外、特に北米では「黒塗りメーク」イコール差別表現と認識される。最近でも2014年12月、カナダ・モントリオールの白人の劇団員が、地元のプロアイスホッケーチームで活躍する黒人選手のものまねとして顔を黒く塗り、演技をした。これをメディアが大きく報じ、地元で活動する俳優100人以上が、この行為を許可した劇団に抗議文を送ったという。

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