わたしは父の「専属ナース」 忘れられない看護エピソード、第6回入選作を発表

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   日本看護協会などが募集していた第6回「忘れられない看護エピソード」受賞作品が決まり、2016年 5月 8日、東京・表参道の同協会で表彰式が行われた。 5月12日の「看護の日」をはさむ「看護週間」の目玉行事。

   脚本家の内館牧子さん、看護の日PR大使の女優・剛力彩芽さんらの審査で、応募3305作品から看護職・一般部門とも最優秀賞1編、内館牧子賞1編、優秀賞3編、入選5編の計20編が選ばれた。作品に登場した看護師と患者家族が協会の計らいで12年ぶりの再会を果たす、といったハプニングが会場の感動を呼んだ。

  • 日本看護協会の粋な計らいも
    日本看護協会の粋な計らいも

生と死を共有した

   最優秀賞 (賞金20万円) の看護職部門は長崎県・庄崎美恵さんの「専属ナース物語」、一般部門は滋賀県・高野裕子さんの「静かな勇気」。

   庄崎さんは勤務病院で肝硬変の父を看取った。せん妄状態の父から「お前は最低の看護師だ」といわれて傷つき、何度も号泣した。その時に父からワープロや数学を教わった頃の夢を見た。「もしかして今度も私に何かを教えたいのかも」と思い直し、新たな身持ちで父の看護に取り組んだ。父は心遣いやアイデア不足を叱り、夜の付き添い時は「体を大事にしろ」と声をかけてくれた。亡くなった後、父が友人に「俺の専属ナースは最高の看護師だ、と自慢していた」と聞く。

   高野さんは12年前、夫をがんで亡くした。その病院の看護師Uさんが妊婦で、ついには夫の世話の時にベッドの縁がお腹に食い込むようになった。赤ちゃんのことが心配になり、「他の人と代わってもらいましょう」と懇願すると、Uさんは「明日から産休を取ります。最後のお世話をさせて」と答えた。逝く人と生まれる子ども・・・2人は生と死を共有していた。高野さんはそのやり取りを忘れられず、今もUさんと、生まれた子どもを思っている。

   この作品は短い映画にまとめられ、会場で上映された。その後、看護師Uさんと12歳の娘さんが登場、高野さんと抱き合った。高野さんは病院に消息をたずねたが、個人情報は教えてもらえず、12年ぶりの再会になった。

   内館牧子賞 (賞金10万円) の看護職部門は富山県・中村凡子さん、一般部門は大阪府・岡森陽子さん。内館さんは肺炎で入院中のため、「お世話になり、看護師さんの仕事ぶりにますます感銘を受けた」との言葉を加えた講評が代読された。

   受賞作品と映像「静かな勇気」は日本看護協会ホームページで見ることができる。

(医療ジャーナリスト・田辺功)

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