2024年 4月 27日 (土)

コンニャクから生まれた美肌成分 スキンケアは「塗る」から「飲む」へ

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群馬県のコンニャク農家からヒント

   コンニャクに目を付けたのは理由がある。コンニャクセラミドの研究を2004年から続けている、資生堂食品開発グループ主任研究員で薬学博士の内山太郎氏はこう明かした。

「日本一の産地である群馬県のコンニャク農家は、肌が美しいと昔から言われていました。そこで、コンニャクに何か肌に良い成分があるのではないかと思い、研究を始めたのです」。

   12年間の研究、実験を通して内山氏らは、コンニャクセラミドに期待通りの効果を発見した。肌荒れは、肌の細胞同士を結合する「細胞間脂質」が減少して起きる。内山氏によれば「細胞はレンガ、細胞間脂質はレンガを固めるセメントのようなもの」。コンニャクセラミドは「セメント」である細胞間脂質を増やし、「レンガ」である細胞の結合を強めて、水分が逃げる隙間をなくすという。

   サプリメント化に当たっては、多くの成分を配合するのに苦労したという。宮内氏は「玄米黒酢の臭いが際立ってしまったため、コーティング剤を工夫して臭いを抑えました。当社が培ってきた技術が非常に生きました」と明かす。

   こうして完成した「飲む肌ケア」。宮内氏は「乾燥ケアをやりたくてもできないという声を多くいただいてきた。そういう方々に、今までにない手軽な肌ケア方法を提案します」と自信を見せた。発売は2016年9月21日だ。

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