2024年 4月 26日 (金)

18歳「萌えっ子」が一緒!? 「増毛から豊富」フリーきっぷ

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バスの運行時刻などがわかる「萌えっ子フリーきっぷ」と連動した携帯サイトも
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   北海道北部に本社を置くバス会社「沿岸バス」が販売する「萌えっ子フリーきっぷ ~増毛☆豊富 日本海ふさふさ街道~」が、今人気を集めている。

   この「萌えっ子フリーきっぷ」は、北海道留萌支庁増毛町から宗谷支庁豊富(とよとみ)町にまたがる主要路線バスが乗り放題となるフリー切符だ。フリーエリアは10市町村(バス路線総延長228.5km)に及び、国内でも珍しい幌延町のトナカイ観光牧場や、最北の温泉街として湯治客も多く訪れる豊富温泉などさまざまな観光資源が点在している。

   気になるかわいい女の子のキャラクターだが、この切符デザインは札幌在住のイラストレーター・佐倉はなつみ氏によるもの。1日券のキャラクターは「豊岬(とよさき)あゆみ」、2日券は「南沢(みなみさわ)みるか」という名前で、「豊岬あゆみ」は19歳のバスガイドで趣味はカラオケと温泉めぐり、「南沢みるか」は休日に実家の牧場を手伝っている18歳のバス会社事務員というように、細かな設定もなされている。

   なんとも変わったネーミングは、フリーエリア内の留萌市・増毛町・豊富町からとっている。副題の「ふさふさ街道」は、留萌の南北を縦貫する国道231号232号にちなんでいるそうだ。

   沿線バス・営業部企画係の斉藤寛さんによれば、切符は600枚ほど売れている(9月30日現在)という。通信販売の9割が本州からの申し込みで、2種類の切符が手に入る1日券・2日券のセット購入が多いようだ。

「遠くは沖縄や香港の方からもご購入いただきました。この機会にぜひ、管外や本州方面から1人でも多くの方に留萌・宗谷管内を訪れていただければと思います。」(斉藤さん)

価格は「1日券」2300円(使用開始当日のみ有効)、「2日券」3200円(使用開始日より連続する2日間有効)。発売期間・有効期間は、共に2010年4月30日まで。購入には、窓口販売・往復ハガキ・Eメールいずれかの方法がある。詳しくは、「萌えっ子フリーきっぷ」サイト(http://www.engan-bus.co.jp/moekko/index.html)まで。

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