磐田市役所がOSSのWeb会議システム「Jitsi」を導入

株式会社デージーネットが、磐田市役所の庁内ネットワーク内で安全に運用できるWeb会議基盤を構築しました。
庁内ネットワークで完結するWeb会議基盤
株式会社デージーネットは、静岡県の磐田市役所にオープンソースソフトウェア(以下、OSS)のWeb会議システム「Jitsi」を2025年10月に導入しました。機密情報を扱う自治体業務において、クラウドサービスを介さず庁内ネットワーク内のみで完結する環境を構築したことで、職員の移動負担軽減や業務効率化を実現しています。また、災害時の迅速な情報共有基盤としての活用も想定されています。
システム概要:
導入時期:2025年10月
導入先:磐田市役所
構築内容:庁内ネットワーク内でのWeb会議基盤構築
主な機能:音声通話、ビデオ通話、画面共有、チャット機能など
※1 オープンソースソフトウェア(略称:OSS)とは、無償で利用でき、ソースコードが公開されているソフトウェアのことです。
※2 Web会議システムとは、インターネットを通じて各拠点間でリアルタイムで音声通話や映像のやり取り、画面共有を行うことを実現できるツールです。
導入の背景とシステムの特徴
磐田市役所では、本庁と4つの支所間での打ち合わせや研修において、職員の移動時間を削減する効率的なコミュニケーション手段が求められていました。住民情報などの機密情報を扱うため、外部のクラウドサービスではなく、庁内ネットワーク内で安全に利用できる環境が不可欠でした。今回採用された「Jitsi」は、50〜60人規模の同時参加に対応し、音声や画面共有などの機能を備えています。
「Jitsi」はOSSであるため、ユーザ数に応じた課金や会議時間の制限は一切ありません。専用アプリのインストールも不要であり、Webブラウザがあればアカウント登録なしで利用できるため、全庁舎での利便性が高いシステムとなっています。
自治体におけるOSS活用とサポート体制
デージーネットは、機密情報を扱う自治体や医療機関向けに、OSSを活用した閉域型のコミュニケーション基盤構築を提供しています。システム構築に加え、導入後の継続的な運用を支援する「Open Smart Assistance」も用意されています。このサポートには、Q&A対応やセキュリティ情報の提供、点検・チューニング、障害時の調査や再構築などが含まれます。
※Q&A対応、セキュリティ情報提供、点検とチューニング、障害調査、障害回避、障害時オンサイト対応、障害時システム再構築、運用サービス、ソフトウェアのアップデートなどのサポートを提供します。
まとめ
磐田市役所は「Jitsi」の導入により、対面会議に伴う移動時間の削減と業務効率化を達成しました。今後は、本庁と支所を連携させた住民対応や、災害時の情報共有基盤としての活用が期待されています。
関連リンク
https://www.designet.co.jp/ossinfo/jitsi/
https://www.designet.co.jp/system/oss.php?category=telework&id=3&oss=Jitsi