枝がぐにゃりと潰れない。6,930円の「武骨な園芸ハサミ」に替えて大正解でした

今まで「切れば何でも同じ」と思い、手ごろな価格の園芸ハサミをなんとなく使ってきました。
しかし、すぐに刃が錆びてしまったり、切れ味が落ちて細い枝すらぐにゃりと潰れてしまったり……。
潰れた断面を見るたびに「これじゃ植物にとっても良くないな」と思い、思い切ってちょっと良い園芸ハサミに手を出してみることにしました。
見た目の武骨さと機能美に一目ぼれ

ベアボーンズ 「メタルプルーナー」 6,930円(税込)
選んだのはアメリカ発のアウトドアブランド・ベアボーンズの「メタルプルーナー」。
ベアボーンズといえばLEDランタンなどがキャンパーに大人気ですが、実はクラシカルな園芸用品も隠れた名品揃い。
このハサミは、なんと古き良き日本の剪定バサミにインスパイアされて作られたのだそう。

手にとってみると、ずっしりとした耐久性の高いスチール製。
鈍く光る黒いボディに、カッパーのアクセントが効いていて、出しっぱなしにしておいても絵になる武骨な佇まいに一目ぼれしてしまいました。
固い枝もスパッと切るから手が痛くならない

見た目だけで購入を決めましたが、その実力は想像以上でした。
今まで少し太めの茎や乾燥して固くなった枝を切ろうとすると、刃が負けてぐにゃっと曲がってしまうことがありました。
しかし、このプルーナーに変えてからは、抵抗なくスパッ!とサクサク切れるように。

植物の繊維を潰さずに断面をきれいにカットできるので、切り口からの病気や枯れ込みを防ぎ、植物へのダメージを最小限に抑えられているようです。
さらに感動したのが、手の疲れにくさ。
一般的なハサミのように指穴に指を通すのではなく、グリップ全体を手のひらで握り込むようにして使うため、何箇所も剪定を繰り返しても指が痛くなりません。スプリングの反発力も絶妙で、軽い力でリズミカルに作業が進みます。
ギミック満載の専用ケース

ハサミだけでなく、専用ケースもまた逸品でした。
タフな900Dポリエステル素材で作られており、内側には刃先を保護するライナー入り。
ハサミの飛び出しを防ぐハンドルストラップや、底が抜けていて土やゴミが溜まらず掃除しやすい構造など、機能面へのこだわりが詰まっています。

個人的に一番嬉しかったのが、裏面のステンレス製ベルトクリップ。

ベランダや庭で作業するときは楽なスウェットなどのゴムパンツを穿いていることが多いのですが、ベルトなしでもウエストにガチッと挟んで持ち運べます。
手をかけるほど愛着が湧く「一生の相棒」

たかがハサミ、されどハサミ。道具をひとつ変えただけで、ベランダの植物たちをいたわる時間が驚くほど楽しくなりました。
高耐久なスチール製ゆえに、一般的なステンレス製よりも水分や汚れで錆びやすいというデリケートな一面もあります。
だからこそ、使い終わったらベランダで汚れを落とし、部屋に持ち帰って乾いた布で優しく拭き取る。たまにオイルを挿す。そんなちょっとした手間をかけるプロセスすら、今では楽しい時間に変わっています。
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文・funatsu
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