音も着け心地も諦めたくない。両方叶えてくれるヘッドホン、ありました

三月 旭
自分の「好き」に忠実に、こだわり強めに生きる偏愛まみれのライター/編集者。機能性やトレンドよりも「これが好き」を優先し、最高の自分受けを追求中です。冬服をこよなく愛し、夏に着るものがないのが悩み。猫2匹を愛でながら、高円寺うろつくのが趣味。できることなら、一年中ニットで過ごしたい派です。
音楽を聴いたり、仕事でオンライン会議をしたり。毎日の暮らしに欠かせないのが、イヤホンやヘッドホンの存在です。
私もいくつか持っていますが、やっぱり大事なのは「音」と「着け心地」。
特にヘッドホンは、重たいと長く使い続けるのがしんどくなるし、軽量なのがいい。だからといって、音まで軽くなっちゃうと困りますよね。
音にも、着け心地にも妥協したくない。そんなわがままを叶えてくれる一台を見つけました。
それが「MaGdget Headphones」です。

80年代ライクなレトロデザインが目を引くこのヘッドホンは、見た目どおりの軽やかさが特徴。
でも、それだけじゃありません。音にもちゃんとこだわった、まさに妥協なきヘッドホンなのです。
本体は軽やか、でも音はクリアでしっかり
MaGdget Headphonesは、イヤーパッドを耳に乗せて使うオンイヤータイプのヘッドホン。

開放的な使い心地が魅力な一方で、耳をすっぽり覆うタイプに比べると密閉感が少なく、音が軽く感じられることもあります。
そこで、MaGdget Headphonesでは独自の「DRD(Double Resonance Driver)」を搭載。
強力な磁気回路と2つの共振要素を組み合わせた独自構造のドライバーユニットで、しっかりしたサウンドを鳴らしてくれます。
実際に聴いてみて、まず最初に感じたのは音のクリアさ。

特にボーカルや高音域が明瞭で、すっきりとした聴きやすいサウンド。決して薄っぺらい感じもなく、しっかり耳に届きます。
オーバーイヤーヘッドホンのような密閉感はないぶん、音が自然に広がる感覚もあって、軽快に音楽を楽しめるのが魅力。
個人的には、ラジオを聴くときも◎。音量を上げすぎなくても、聞き取りやすくてよかったです。
「重低音モード」で低音の“味変”ができます

MaGdget Headphonesのもう一つの特徴が、「重低音モード」。
オンイヤーは構造上、どうしても低音が抜けやすいもの。重低音モードでは、そんな低音域を強化してくれます。
左ハウジングにある電源ボタンを2回押すごとにモードが切り替わり、「Low」「High」と2つのレベルで低音を強化できます。

Lowでは、低音域(約40〜90Hz)が最大約5dB増幅。低音の存在感が増して、心地よい厚みが加わります。
個人的には、Lowがいちばん好み。ボーカルのクリアさは残しながら、低音のおいしいところがグッと持ち上がったような、ちょうどいい塩梅なんです。
Highでは、超低音域(約30〜80Hz)を最大約10dB増幅。ブースト感はかなり強めです。
低音をブンブン効かせたい曲や、映画の視聴時に向いているかも。好みやコンテンツに合わせて、選べるのがいいですね。
約60gの超軽量。長時間でも本当にラクです

本体重量は約60g。数字だけでも分かると思いますが、これはぜひ着けてみてほしい。本当に軽くって、ラクなんです。
側圧も優しくて、耳あたりは柔らか。長く使っていても快適で、首や肩も疲れにくいです。
華奢なデザインながら、ステンレス鋼とアルミ合金の頑強な金属素材を使うことで、軽量ながらしっかりしたつくり。
特に、ヘッドバンドは薄くて細いので、頭頂部への圧力もほとんど感じません。あと、髪型を崩さずに使えるのも◎。

ただし、耳を完全に密閉しないオープンな構造なので、音量を上げると音漏れはあります。
電車や静かな場所で使うときは、音量には少し気をつけたほうがよさそうです。
物理ボタンって、やっぱり使いやすいよね
ヘッドホンの操作は、本体の物理ボタンで行います。
左ハウジングに電源オンオフ、重低音モード切り替えなどを担うボタンを、右ハウジングに音量上下ボタンを配置。


最近はタッチ操作が多いですが、個人的にはやっぱり物理ボタンが好き。
指で場所を探しやすいし、クリック感があるので、ちゃんと操作した実感が得られます。
重低音モードの切り替えも、アプリを開く必要はなし。手元でサッと切り替えられるのが簡単で便利です。
ちなみに、付属ケーブルを使ったUSB Type-Cのデジタル有線接続と、3.5mmのアナログ有線接続にも対応。

充電がなくなっても、有線でそのまま使えるので安心。家で使うときは、有線接続メインでもいいかも。
ちょっとレトロで、ちょっと未来なデザインがツボ
正直、第一印象で惹かれたのは、やっぱりこのデザイン。

ヘッドホンって音を聴く道具ではあるけれど、同時に身につけるものでもあるから、「これを着けたい」と思える見た目も、重要ですよね。
細身のフレームに小さなイヤーパッドというシルエットは、昔のポータブルオーディオみたいな雰囲気。
そのうえ、金属素材とミニマルなつくりにはちょっと未来っぽさもあって、レトロフューチャーな感じがかっこいいです。
アイコニックなのは、シルバーのフレームにイエローのイヤーパッドの組み合わせ。ファッションアイテムとしても映えます。
オールブラックだとかっこよさマシマシ。

手に取るまでは、シルバー×イエロー一択かなと思っていたのですが、このクールなブラックにも惚れちゃいました。
交換用としてブラックとイエロー、2色のイヤーパッドが付属。その日の服や気分に合わせて変えるのも楽しそうです。

音も着け心地も大満足でした
正直、軽くて着け心地はいいだろうけど、音にはあまり期待できないかも……?と思っていました。
でも実際は、音にも着け心地にも、両方満足できる仕上がりで驚き。
もうひとつ、私がMaGdget Headphonesを好きになったポイントがあります。

それは、「オープンイヤースタイルを選んだ理由」。
メーカーが “世界から完全に孤立しない「安全な音楽体験」こそが重要” だと考えてのことだそう。
周囲を遮断して、音の世界に没入するのもいい。でも、日常使いには、暮らしと共存する音の世界が大事だと、私も思います。
しっかり音楽を楽しみたい。でも、長く使える快適な装着感も諦めたくない。
MaGdget Headphonesは、そんな音と着け心地のバランスを、ちょうどよく叶えてくれるヘッドホンでした。
文・三月 旭
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