村上世彰氏が率いる投資顧問会社、MACアセットマネジメントが、投資顧問業の廃業届を財務省関東財務局に提出した。今後は拠点をシンガポールに移す。読売新聞は2006年5月13日付けで「“外資ファンド”に生まれ変わったと言える。日本の投資顧問業法による規制は受けなくなった」と報じた。日本経済新聞は同14日付けで「村上ファンドなぜ逃げる」という論説を展開。「金融当局の監視の目が厳しくなるなどやりにくさは感じていただろう。シンガポールに移しても監視の圧力が小さくなるわけではない」と書いている。
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