2019年 9月 23日 (月)

「胡主席の受け入れ中止を」 法隆寺・唐招提寺に批判相次ぐ

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   中国の胡錦濤国家主席が訪れる予定の法隆寺唐招提寺に、受け入れ中止を求める電話などが相次いでいる。チベットで仏教徒を弾圧する中国の指導者はふさわしくないといった内容だ。両寺では、主席を受け入れる方針だが、同じ仏教徒だけに複雑な思いを明らかにしている。

善光寺の辞退「決定は正しいと思います」

法隆寺、唐招提寺への受け入れ中止要請を呼び掛けるまとめサイト
法隆寺、唐招提寺への受け入れ中止要請を呼び掛けるまとめサイト

   新聞各紙によると、国賓として2008年5月6日に来日する胡錦濤主席は、10日午前中に法隆寺、唐招提寺を訪れる予定になっている。法隆寺では、境内を見て回るなどして参拝し、唐招提寺では、開祖である中国の渡来僧、鑑真のお墓参りなどをする見込み。

   ところが、長野市の善光寺が聖火リレーの出発地を辞退した4月18日から、両寺に逆風が吹き始めた。2ちゃんねるのスレッド「法隆寺・唐招提寺は胡錦濤を門前払いすべき」やまとめサイトの項目ができ、ミクシィでも20日、「法隆寺・唐招提寺における胡錦濤の政治利用を阻止しませんか」というコミュニティが作られた。この呼び掛け人は、「折角、善光寺が決断してくれたのに、日本の仏教のアピールが消えてしまうかもしれない」として、両寺に電話やFAXなどで胡主席の受け入れ中止を求めることを促している。

   両寺でも、実際、善光寺の辞退表明後、こうした電話などが相次いでいる。法隆寺では、1日2~3件、唐招提寺では、ここ1週間で20件以上、電話が来ているとしている。

   しかし、両寺は、予定通り、胡主席を受け入れる方針だ。法隆寺、唐招提寺の担当者は、それぞれ「私どもには国賓として来られるので、お断りするのはいかがかなということ」「開祖が中国の鑑真和上なので、お墓参りと言われると拒否できない」と説明する。

   ただ、チベットの人たちと同じ仏教徒だけに、複雑な心境のようだ。両寺の担当者とも、「中国の方とダライ・ラマが対話して、平和的に問題解決するよう願っています」と話している。

   善光寺の辞退決定については、唐招提寺の担当者は、踏み込んだ評価をした。「決定は正しいと思います。ここの寺も、日本の人が開祖なら、(胡主席の)受け入れを拒否していると思います」。法隆寺では、「評価するかどうかは個人の問題。寺としては、なんとも言えない」と話す。

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