「飲み会なら3週間、デートなら1か月以内」 野田首相「近いうちに」はいつまでなのか

「近いうちは角が立たない断り文句」「会社だったら叱られるレベル」

   ネットでも、2ちゃんねるを中心に「近いうち」が話題になっていて、「近いうちのデートということだったら どんなに長くても1か月先だ。 短ければ1週間以内」「近いうちに飲みにいこう、と約束したら、３週間以内」という見方が寄せられた。

   谷垣氏が京都に地盤を持っていることに引っ掛けて、「京都人基準でいうと『このまえの』というのは応仁の乱あたりになってしまうので、『近いうちに』というのは100年後ぐらいのことに違いない」という書き込みもあったが、普通の日常会話で意味する「近いうち」は数週間から2～3か月後までという見方が多いようだ。

   ほかには、「近いうちは角が立たない断り文句だろ　それが社会常識」「会社帰って『近いうちに』って約束とりつけてきましたー、なんて言ったら叱られるレベルだろｗｗ」という厳しい声もかなり多かった。

   また、「近いうちに家を建てたい」「近いうちに結婚したい」など、「近いうちに」は、後に続く文章によって期間や意味合いが微妙に変わるのではないかという見方もある。

   民主も自民も9月に党の代表・総裁選を予定している。民主党の輿石東幹事長は9日の会見で「2人とも代わってしまうことはまずないと思うが、2人がいなくなったら話は終わりだろう」と話し、代表選でどちらかが党首から降ろされることになれば、合意が無効になるという考えを示していた。