2024年 4月 30日 (火)

日本人人質は首と腰に爆弾巻かれ 一本の黄色のケーブルで数珠繋ぎにされた

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首に爆弾をつけたまま逃げ出す

   人質の中には、首にプラスチック爆弾を巻かれたまま逃げ出し、生還した例もある。北アイルランド・ベルファストの電気技師、ステファン・マクフォールさんの話を、英テレグラフ(電子版)などが相次いで取り上げている。

   ステファンさんはBPの関連会社での仕事をするためにプラントに滞在していた。16日朝の銃撃音をきいて当初は部屋に隠れ、家族とテキストメッセージでやりとりしていた。夜に武装勢力がステファンさんの口をテープでふさいで眠らせ、手を縛り、プラスチック爆弾を首にとりつけたという。

   ステファンさんから話を聞いた兄弟によると、空爆がはじまって、移送用の5台の車両のうち、4台が爆発した。ステファンさんの車両だけが爆発を免れたが、壊れたので、そのすきに首に爆弾をつけたまま一目散に逃げ出したという。

   また、爆発した車に乗っていた9人のうち唯一の生存者となったフィリピン人は、人質は交戦中に「人間の盾にされた」と証言している。

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