大ヒット中のディズニー映画「シュガー・ラッシュ」のヒロイン、ヴァネロペとAKB48の前田亜美さん(17)が激似しているとネットで話題になっている。情報番組で2人の顔を紹介したことがきっかけで、番組ではディズニーの担当者が、前田さんのおかげで観客が増えた、などと話していた。これにカリカリしているのが「ももクロ」ファン。実はメンバーの有安杏果さん(18)が「シュガー・ラッシュ」の大ファンで、自分はヴァネロペと似ている、などと公言していた。ディズニーからヴァネロペ人形をもらった経緯もあり、「ももクロ」ファンは、有安さんこそディズニー公認のヴァネロペと信じていた。「自分が出ているのかと思うぐらい。全部似ているんですよ」上がAKB48の前田亜美さん。下でラルフの肩に乗っているのがヴァネロペ（画像はセガプライズの「シュガー・ラッシュ ハイパージャンボぬいぐるみ」） （C)Disney「シュガー・ラッシュ」は「トイ・ストーリー」のように3DCGで描かれたアニメーション映画で、レーシングゲームの世界が舞台となっている。ヒロインのヴァネロペ・フォン・シュウィーツは自分もレースゲームに出場したいと思っている9歳の女の子。主人公の大男、ラルフと組んでお互いの夢を叶えようとするストーリーになっている。また、ゲームの世界が舞台ということで、「マリオ」「ストII」「ソニック」などに登場する日本でお馴染みのキャラクターが多数登場。日本では公開9日で100万人を動員する人気ぶりだ。そんなヴァネロペとAKBの前田さんが激似しているとネットで話題になったのが2013年4月8日放送の日本テレビ系朝の情報番組「ZIP！」から。番組に登場した前田さんは、「自分が出ているのかと思うぐらい。一つ一つのパーツが全部似ているんですよ」などと話していた。2人の写真を比べて検証していたが、スタジオ内でも本当にそっくりだと驚きの声が挙がった。ウォルト・ディズニー・ジャパンのマーケティングディレクター、百合草太郎さんは番組で、前田さんとヴァネロペが似ていることで、AKBファンがそれを確かめに来場するなどして、「興行に影響している可能性が十分にありますね」などと分析していた。ネットでは、「似すぎ訴訟起こるレベル」「これは確実に前田亜美モデルにされたなｗｗｗ」「日本語の吹き替え声優も前田にやらせろよ」などと大きな反響が起きた。この騒ぎに驚いたのが「ももいろクローバーZ」のファンだった。彼らにとってヴァネロペといえば有安さん、と決まっていたからだ。積み上げたものが一気に崩され持っていかれた有安さんがヴァネロペに興味を持っていたのは、12年の秋ごろから。ヴァネロペの映像を見た人から似ていると言われ、実際に見たら自分に似ていると思った。ヴァネロペの服が緑色で、自分のイメージカラーと同じであることや、自分のキャッチフレーズ「小さな巨人」も共通するところがあり、「運命」のようなものを感じた。そして有安さんはブログで度々「シュガー・ラッシュ」を取り上げるようになる。13年2月21日付けのブログでは、「ヴァネロペってゆー女の子 なんか緑のパーカー着ててポニーテールしててちょっと私に似てるとか?!昨日メンバーからも言われたしちらほら他でもそんな話聞くし」と書いて、ヴァネロペのコスプレ風写真をアップしている。4月5日もコスプレ風写真をアップした。そしてこの服は、ディズニーからプレゼントされたものだと報告。「私が映画の感想とかblogに勝手に書いてたのを見てくださったみたいで、事務所にヴァネロペちゃんのお人形と、このトレーナーを送ってきてくれたんだよー。嬉しくて嬉しくて嬉しくて♪もぅ絶叫しちゃったでありやーす」と、ヴァネロペ人形を抱いた写真もアップした。このとき、「ももクロ」ファンは、有安さんの努力が実って、ディズニーからヴァネロペとして「公認」された、とし「おめでとう！」「そのまま実写化できちゃうね！」と喝采されたのだが、今回の放送で、有安さんよりも前田さんの方がそっくりなのは明らかであり、有安さんがこれまで積み上げてきたものが一気に崩され、前田さんに持っていかれた、と悲鳴が上がった。ネットには、「ディズニーはももクロの有安杏果にフィギュアと衣装までプレゼントしておいて、今さらＡＫＢの無名のメンバーに似てるってか・・・」「ももクロが似てるって騒がれると、すぐ秋元が対抗心燃やしてくる」などという書き込みが出ている。また、映画「シュガー・ラッシュ」の挿入歌をAKBが歌っていて、それが世界で公開されているため、「ももクロ」ではなく、AKBメンバーにそっくりさんが存在していなければ都合が悪いはず、あわてて前田さんをクローズアップさせたのだろう、といったうがった見方をしているファンもいる。
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