森元首相が首相公邸で「幽霊の足を見た」 「エクソシストを呼んでお祓いを」

   幽霊が出ると噂されている首相公邸をめぐり、安倍晋三首相が2013年6月1日放送のテレビ番組で、「森元首相がお化けの一部を見たという話も伺ったことがある」と明かした。

   「（幽霊には）足がないと言われているが、（森首相は）足の部分だけを見たと（聞いた）」

   ただ、自身の見解としては、公邸の幽霊話について「都市伝説」だといい、その上で公邸に引っ越さずに私邸暮らしを続けていることと、幽霊話との関係はまったくないとした

。

「森氏は『神の国』に住んでいる」

「こうなったら２つに１つしかない。エクソシストを読んでお祓いをするか、霊と交信して国家のお導きをいただくか（原文ママ）」

   ネットでは、安倍首相の身を案じこんな一計をめぐらす人も出てきている。

   また、幽霊を見たといったのが「神の国」発言で辞任に追い込まれた森元首相とあって

「そういうこともあり得るだろう。何しろ、森氏は『神の国』に住んでいるのだから。」
「森が誰かの恨みを買ってただけじゃないのか」

との皮肉も。

   ただ、「マスコミはこの話題いつまで引っ張るつもりだ？」「まだやってんのかよ」と連日この話題が続くことに食傷気味の人もいた。

5月24日に「承知していない」などとする答弁を閣議決定

   公邸の幽霊問題をめぐっては、安倍晋三首相が就任から5か月以上経っても東京・富ヶ谷の私邸から公邸に引っ越さないことに関連して、民主党の加賀谷健参院議員が5月15日付けで 、

「旧総理大臣官邸である総理大臣公邸には、二・二六事件等の幽霊が出るとの噂があるが、それは事実か。安倍総理が公邸に引っ越さないのはそのためか」

と問う質問主意書を提出。政府は5月24日に「承知していない」などとする答弁を閣議決定していた。