2018年 11月 18日 (日)

新党名ようやく「維新の党」に決まったが... 支持率「0%」、「次の選挙で終了」か

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   新党名を巡ってもめていた日本維新の会と結いの党が、ようやく「維新の党」の名でスタートすることで合意した。しかし、勢力争いをしている場合ではないようなのだ。

   「もう『あ党』でも『い党』でも『う党』でもなんでもいい」。報道によると、日本維新の会の橋下徹代表は2014年9月9日、記者団を前にこう不満をぶちまけた。

橋下徹氏は、新党名が決まらずいら立っていた

まとめられるのか
まとめられるのか

   結いの党と合流後の新党名がなかなか決まらないことに、いら立ちを抑えられなかったのだ。

   新党名については、7月ごろに「日本維新の会・結いの党」という案が出ていたという。しかし、維新の会の松井一郎幹事長が「『三菱東京UFJ銀行』みたい」と苦言を呈し、国民により広く認知されているとして「維新」の名前を残すことを主張した。

   これに対し、結いの党では、「イメージチェンジにはならない」と難色を示す声が相次ぎ、維新の会との協議が難航した。9月7日の新党準備会では、橋下氏と結いの党の江田憲司代表らが話し合って、「維新」の名前を含む党名にすることで折り合った。ところが、9日の国会議員協議では、維新の会が「維新の会」「日本維新の党」の2案を出したのに対し、結いの党が「代わり映えしない」などと反発して物別れに終わった。

   そんな状況に橋下氏はブチ切れたわけだが、江田氏も会見で「ガラス細工の上に成り立っている合意だ。一点が崩れれば全部崩れる」と反論した。こうしたことから、新党結成自体が破談になる可能性が出てきたとも報じられた。

   新党名を巡る争いに、ネット上では、冷ややかな声がほとんどだった。「はしも党で良いよ。どうせ、次の選挙で終了だから...」「すぐに消えてなくなる党の名前なんて確かに何でもいい」「めんどくせえ、別れちまえ」といったものだ。

共同代表制や2つの党本部を不安視する声

   実際、日本維新の会と結いの党は、このままでは、次の選挙でかなり壊滅的な打撃を受けてしまいそうなのだ。

   フジテレビ系ニュース「新報道2001」が2014年8月21日に行った世論調査の結果によると、次の選挙でどこに投票するかを聞いたところ、維新の会と結いの党は、ともに0%だったというのだ。最新の9月4日の調査では、維新の会が0%に対し、結いの党は0.6%だったが、支持がほとんどない状況には変わりがない。

   党名問題は、9月10日になって、両党の両院議員懇談会で「維新の党」と決められた。結いの党は、新党結成を優先して譲歩した形だ。

   21日に予定されている結党大会では、この新しい党名でスタートが切れる見通しも立った。しかし、考え方の違いも表面化しただけに、次の選挙に向けて、有権者から支持を獲得することができるのか課題は多そうだ。

   不安視されているのが、橋下氏と江田氏の共同代表制だ。党内融和が進むまで1年間の暫定措置だとしているが、維新の会は、石原慎太郎氏が代表だった旧・太陽の党と合流しながら政策不一致などで分党した経緯がある。同じ共同代表制だけに、繰り返す可能性も指摘されている。大阪が主たる事務所のある党本部とされたが、東京にも党本部を置くことも、火種になる恐れがありそうだ。

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