2018年 8月 20日 (月)

昆布とわかめはすごいんです 食物アレルギーや腸炎の予防にも

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   昆布やわかめに含まれている「ラミナリン」という成分が、最近増えている炎症性腸内疾患の発症を抑え、食物アレルギーの予防や治療にも期待できると、2015年8月、東京理科大学と東京大学の共同研究チームが発表した。

   腸内には数百種類、100兆個も細菌がすみ、体の健康に影響を与えている。腸内細菌のバランスが崩れると免疫系が働かなくなり、食物アレルギーを誘発したり、腸の粘膜が炎症を起こしたりする。炎症性腸内疾患は、潰瘍性大腸炎が代表的だが、40年前にはほとんど患者がいなかった病気だ。食生活の西洋化で腸内細菌が乱れるようになり、年間17万人がかかっている。

  • 毎日の食事にとりいれよう
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特有の「ねばり」は食物繊維

   研究チームは、マウスの実験で、腸内にある「デグチン1」というタンパク質が炎症を引き起こしていることに着目、昆布やわかめなど海藻類に含まれているラミナリンが、デグチン1の働きを阻害して炎症性腸内疾患を抑制することを突きとめた。

   昆布やわかめの健康効果は、これにとどまらない。あの特有の「ねばり」は食物繊維である。その中でも特に多く含まれているのがアルギン酸。塩分を体外に排出する働きがあるので血圧を下げ、コレステロールを減らしてくれる。セルロースは水を含んで膨らみ、便をやわらかくしたり、腸のぜん動運動を活発化させたりするので便秘解消に効果がある。また、海藻類の中でも最も多くカルシウムを含んでいる。毎日、食卓にのせたい。

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