「マックが無料Wi-Fi導入」で素朴な疑問 「混んで座れなくなるのでは？」と会社に聞くと...

「ずっと居座って回転率悪化する未来しか見えん」の声も

   業績の低迷を続けていたマックだが、16年5月の既存店売上高は前年同月比21％増と、6か月連続で前年を上回る回復基調にある。同社広報によれば「クラブハウスバーガー」「ロコモコバーガー」といった新商品が好調で、ポテトにチョコをかける「マックチョコポテト」といった話題性の高い商品も初登場したからだ。また、「北のいいとこ牛（ぎゅ）っとバーガー」という名前を募集したバーガーや、食べた人に☆で味の評価を付けてもらう「クラブハウスバーガー」など、

「お客様参加型の新商品企画が好評だった」(同)

と、ファンの心を再び捕らえているようだ。こうした背景もあって、心配の声も出る事になった。「店が混んで座れなくなる！」などという掲示板への書き込みだ。さらに、

「100円で何時間も勉強会してる高校生みたいな客が増えてもな」
「ずっと居座って回転率悪化する未来しか見えん」

といった感想もある。つまり、いわゆる居座り続ける客が増えそうだ、というものだ。この点についてはどうなのか、マック広報に話を聞くと、

「無料Wi-Fiを実験的に導入し調査してみましたが、平均滞在時間の変化は殆どありませんでした」

ということだった。