2020年 12月 4日 (金)

「夏おせち」は季節感無視なのか 発売元イオンが大反論!

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   イオンリテールが「新たな夏の食スタイル」として提案した「NATSU O SECHI」(夏おせち)が、議論を巻き起こしている。

   年末年始と同様、帰省やホームパーティーなど家族が集まる機会の多いこの季節。イオンが想定したのは、見た目にも華やかな料理を大人数で囲む一家団らんのシーンだ。しかし、年末年始と違って長期間休業する飲食店は少なく、おせちの常温保存も難しい。ネットの反応は、季節感を無視している、外食でいい、と手厳しいが、勝算はあるのか。

  • ワイン片手に「おせち」もアリ?(写真は「NATSU O SECHI」の一商品。イオンリテールのプレスリリースより)
    ワイン片手に「おせち」もアリ?(写真は「NATSU O SECHI」の一商品。イオンリテールのプレスリリースより)
  • ワイン片手に「おせち」もアリ?(写真は「NATSU O SECHI」の一商品。イオンリテールのプレスリリースより)

お盆期間に予約販売、最高は1万5800円で

   「素材にこだわりました。お子さまはもちろん、大人がお酒を飲みながらも楽しめるような料理にしています」――イオンリテールの担当者が自信を持ってこう勧める「NATSU O SECHI」は、2016年6月24日から本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」381店舗で予約が始まる。

   全6品の値段は、5800円から15800円(いずれも税抜)とさまざま。引き渡し日は8月13日、14日とお盆期間にあわせた。特設サイトには豪華な見本写真が並んでいる。

   ただ、写真を見る限り普通の「おせち料理」というよりは「洋風おせち」に近い印象だ。担当者いわく、「冬のおせちと差別化するため、和風の煮しめを思い切って外し、洋風に振り切った」。料理は「薫り豊かな帆立貝柱スモーク」「十勝ハーブ牛のローストビーフ」「冷製バーニャカウダの夏風味寄せ」など、どれもワインやシャンパン片手につまめそうだ。

   そもそも、なぜお盆に「おせち」なのか。

「お正月もお盆も遠方に暮らす人が帰省し、大人数で食卓を囲みます。せっかくみんなが集まる機会なので、ハレの日にふさわしく、家庭で作るのは少し難しい料理を『おせち』として提案してみようということになりました」

   毎年お盆期間にオードブルの販売数が増えることを把握していた同社。大阪の仕出し料理店が12年ごろから売り始めた「夏おせち」がメディアで頻繁に取り上げられたこともあり、「これから流行る」と踏んだという。

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