各地で騒動になっているスマホゲーム「ポケモンGO」について、ある受験予備校が校内に貼り出した注意書きの紙がツイッター上で話題を集めている。ツイッターで注意書きの画像が投稿されたのは、2016年7月24日夕だ。「校舎内でのポケモン捕獲はご遠慮ください」注意書きには、大手予備校「河合塾」の札幌校と書かれており、投稿主は札幌校に通う生徒らしい。そこには、次のように書かれてあった。「ポケモンと合格 両方ゲットできるほどの力がありますか？校舎内でのポケモン捕獲はご遠慮ください」このツイートは、反響を呼び、5000以上もリツイートされている。受験と結びつける予備校らしい注意書きがなかなか面白いと話題になると同時に、「あればよし、ともとれる」「あるならやっていいんですね」などとネタにもされている。札幌校の担当者は25日、J-CASTニュースの取材に対し、この注意書きを校内の掲示板数か所に貼り出していたことを認めた。ただ、この日までには、校内で見る限りはポケモンGOをやっていたケースはほぼゼロだという。生徒たちに聞いたところ、校内はポケモンなどの人気キャラが出るスポットはないそうだ。夏期講習中で人の出入りはあるが、外部からゲームで入ってくる人も見かけないとしている。「勉強に集中してほしい」が予備校の本音ポケモンと合格を両方できる力がある場合について、担当者は、「校舎内では困りますが、ゲームをやるのは個人の自由だと思います」と言う。ただ、こう釘を刺すのも忘れない。「生徒たちには、受験に関係ないスマホやゲームはやらず、勉強に集中してほしいと思っています」河合塾によると、話題になることが注意書きの趣旨ではなかったなどとして、7月25日夕現在は掲示板から外している。なお、投稿主は、「俺としては他の受験生がポケモンGOにうつつをぬかして勉強をしないでくれると嬉しいんですが」と素直な感想をつぶやきながら、合格に向けて頑張るよう激励を受けると、「ありがとうございます！！頑張ります(^^)」と誓っていた。
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