2018年 8月 17日 (金)

増量まっしぐらのお正月に終止符 おせち料理は食べる順番に工夫を

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【羽鳥慎一モーニングショー】(テレビ朝日系)2016年12月27日放送
「太りにくいおせち料理の食べ方」

   待ちに待ったお正月がやって来た。3が日は暖かい部屋にこもって、テレビでも見ながらおせち料理をつついてと、普段の忙しさを忘れてつい「寝正月」にふけりたくなる。

   心配なのは、正月太りだ。おせち料理や雑煮を食べ続けていると、休み明けには確実に体重計の目盛が上振れするだろう。番組では、医学博士で「日本ファンクショナルダイエット協会」理事長の白澤卓二氏が、食べ方の工夫で太りにくくなるコツを解説した。

  • お正月のお楽しみ、おせち料理
    お正月のお楽しみ、おせち料理

なます、しいたけ、ゴボウから食べよう

   番組コメンテーターの玉川徹ディレクターが、「太らないおせちの食べ方」というテーマについて「宇賀(なつみアナ)さんプレゼンツなんですよ。企画会議で絶対やってほしいと」とバラした。

宇賀アナ「毎年太るんですよ。お正月だけじゃなくて、12月の忘年会シーズンでじわじわきて、お正月にボーン。結果2、3キロ増えている」

   同じ悩みを抱えている視聴者も多いはずだ。白澤氏によると、最近の研究ではカロリーを抑えるよりも食後の急激な血糖値の上昇を抑えることが大事だという。糖分の多い食事を先にとると、血糖値の急上昇によりインスリンが過剰に分泌されて糖質を吸収し、今度は急降下する。すると、またお腹がすく。おせち料理が常に目の前にあると、このサイクルを繰り返す「わな」にはまるというわけだ。

   ではおせち料理の中で、最初に食べるべきは何か。白澤氏が推すのが「なます」。酢に多く含まれる酢酸やクエン酸が最初に体に吸収されると、細胞の代謝が上がって血糖が上がりにくくなる、というのが理由だ。ただし、別のものを口にした後でなますを食べても、こうした効果は期待できなくなる。

   おせち料理は全体的に糖分や塩分が多く、要注意だ。たくさん食べるなら、どの順で食べるかが太りにくくなるためのかぎになる。白澤氏は、3つのグループに分類した。

   最初に食べるとよい「第1グループ」には、先述のなますに加えて、シイタケとゴボウが選ばれた。これらは食物繊維が豊富なので、真っ先に胃の中へ入れると糖質の吸収を遅らせ、血糖の上昇が緩やかになる。

   「第2グループ」は、数の子、昆布巻、田作りだ。いずれもタンパク質が豊富だが糖質は少ないので、単独で食べても血糖は上がらない。魚や肉、卵も同じグループに含まれる。

   一番最後にすべき「第3グループ」は、黒豆、伊達巻、栗きんとん。これらは糖質が多いので、はしを最初につけるのは避けよう。

   たとえ同じカロリーを摂取しても、食べる順番を変えるだけで太りにくくなると白澤氏は説明する。

雑煮の餅は硬くする?軟らかくする?

   さらに効果が上がる方法として、第1グループを食べる前に野菜ジュースを飲むとよい。

白澤氏「食物繊維がたくさん入っているものを最初に飲んでおくと、失敗がない」

   つまり、仮に第1グループを最初に食べ損ねたとしても、あらかじめ野菜ジュースで食物繊維をとっておけば血糖値の急上昇を防げるというわけだ。白澤氏は、1日30グラムの食物繊維の摂取を推奨する。この数値をめどに、野菜ジュースのラベルに記載された食物繊維の含有量を見て選ぶとよい。

   おせち料理と同様に、餅にも注意が必要だ。では雑煮に入れた場合、硬い餅と軟らかい餅ではどちらが「太りにくい」か。

   正解は「硬い餅」。トロトロになるほど軟らかいと消化が早く、食後の血糖値が上がりやすい。逆に噛まなければいけないほどの硬さだと、吸収スピードが遅くなる。例えば「玄米もち」はお勧めだ。

   ほかの食べ方として、納豆などのネバネバ食品と餅を組み合わせるのもよい。磯辺焼きは、のりのなかに食物繊維が入っているので、これまた好ましい。

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