卓球王国・中国が震えあがった! 「ハリケーン・ヒラノ」優勝の理由

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   卓球女子の平野美宇(17)がアジア選手権の女子シングルスで初のアジア王者に輝いた。

   準々決勝、準決勝、決勝と立て続けに卓球王国の中国勢を撃破する快進撃で、中国女子の孔令輝監督に「彼女の技術は明らかに上回っていた」とその実力を認めさせた。

  • 平野美宇(写真は2017年1月撮影)
    平野美宇(写真は2017年1月撮影)

「ボールが違うだけでこんだけ波乱起こるんだもん」

   平野は17歳の誕生日を迎えた2017年4月14日、準々決勝で世界ランキング1位の丁寧を3-2で破ると、ツイッターで

「誕生日にオリンピック金メダリストの丁寧に勝てて嬉しいです!」

と報告した。

   翌15日の準決勝では、同2位の朱雨玲にストレート勝ち。決勝でも同5位の陳夢から金星を奪い、「これが現実かわからない。すごくいい卓球ができた」と満面の笑みを浮かべた。

「ハリケーン・ヒラノ、オリンピック&世界チャンピオンの丁寧を破る」
「ハリケーン・ヒラノが再び衝撃、ディフェンディングチャンピオンの世界2位・朱雨玲を破る」
「20年間で初となる日本人でのアジア選手権制覇、ミウ・ヒラノに敬礼」

   国際卓球連盟(ITTF)の公式サイトにはこんな見出しが躍り、国営新華社通信では「中国がアジア選手権で独占していた女子シングルスのチャンピオンの座を奪われた」と伝えられた。

   平野は今年1月に行われた全日本卓球選手権で4連覇を狙った石川佳純を破って初優勝。リオ五輪で選ばれなかった悔しさをはらした。相手のボールが戻ってきたときにバウンドからできるだけ早く打ち返す電光石火の早業に磨きがかかり、ハリケーンといわれている。

   今大会はほかにも、波乱の連続だった。男子シングルスでは、世界ランキング1位の馬龍(中国)がベスト32で敗退した一方、日本の丹羽孝希(22)が準々決勝で世界ランキング3位の許昕(中国)を打ち破った。

   男子卓球の水谷隼(27)はツイッターで

「美宇ちゃんすげぇ」「馬龍負けたり、丹羽が勝ったりボールが違うだけでこんだけ波乱起こるんだもん」

と投稿し、使用球の変更による影響があったと指摘。

「ニッタク(編集部注:卓球用品のメーカー)や新ボールだったら全選手にチャンスあるよ まじでこれからの卓球界楽しみ」

と期待を寄せていた。

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