2024年 4月 19日 (金)

広島・緒方監督を激怒&退場させた山路審判とは何者か

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

谷繁も退場処分、理由は「私に触れたので」

   別の場所でも論争が起きていた。誰でも編集可能なフリー百科事典サイト「ウィキペディア」では、試合直後から山路審判の項目をめぐって「編集合戦」が始まった。履歴を見ると、19日夜から多い時で1分間に6回も編集されており、「誤審が酷い」「誤審の神である」「誤審の多い審判として有名である」などといった表現が書き込まれては消されていった。30分ほど経ったところで、特定のユーザー以外の編集を不可能とする「保護」の措置が管理者によって取られることになり、上記のような表現は現在記述されていない。

   山路審判をめぐっては過去にも不可解判定があった。15年5月2日のDeNA対中日戦、DeNAは9回表に出たヒットで、1塁走者のバルディリスが一気に本塁にスライディングした。捕手の谷繁元信は捕球後に倒れながらも腕を伸ばし、ギリギリのタイミングでタッチアウトしたかに見えたが、球審を務めた山路審判はセーフの判定を下した。すぐさま立ち上がって抗議した谷繁は、当時プロ3001試合目にして初めて退場処分を受けた。山路審判は「私に触れたので」と説明した。

   翌16年6月19日、中日と日本ハムの交流戦でもあった。4回ウラの中日・ナニータの打席でボール球がバットに触れたとして山路球審にファウルを取られた。中日はこれに加えて、3回表の日本ハム・中島卓也の内野安打1塁セーフ判定と、8回ウラの中日・亀澤恭平の二ゴロ1塁アウト判定の、計3つの判定を問題視して日本野球機構(NPB)に意見書を提出していた。

   広島も今回の試合後、一塁での山路審判による二つの判定を巡ってNPBに意見書を提出した。

1 2
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中