NHK「あさイチ」の「女性のワキ汗」特集で、有働由美子アナがマジに切れた。有働アナといえば、かつて番組の中で自分の「ワキ汗問題」を謝罪した経緯があり、「ワキ汗日本女性の代表」ともいわれた人。「頑張っているから汗が出る。ワキ汗かく人、いい人ばかりよ」という有働アナのエールに、ネット上では「よく言ってくれた」という称賛の声が相次いだ。「ワキ汗女は信用できない」に、有働アナ「お前こそ」この番組は、2017年5月31日放送のNHKあさイチ「女のニュース 私ってスメハラ？気になる『ワキ汗』」のコーナーだ。「スメハラ」とはスメルハラスメントの略で、ニオイによって周囲に迷惑や嫌がらせをする行為を指す。女性が一番気にする「ワキ汗」をどうケアするかがテーマだった。最初は「ニオイ測定器」の実演などでスムーズに進んでいた番組だが、進行役の佐藤俊吉アナが、「こんなデータがあります。ある衣料品メーカーが男性500人に、『女性同僚がワキ汗をかいたらどう思うか』をアンケートした結果です」と、ボードに記したランキングを紹介した途端、スタジオの雰囲気が一変した。ボードにはこう書かれていた。（1位）清潔感がない（2位）信用ができない（3位）生理的に受け付けない（4位）周りへの配慮ができなそう（5位）「頑張っている」と思うボードの下には小さな字で「ユニクロ調べ」と記されていた。佐藤アナが「信用ができないとは...」と説明し始めると、有働由美子アナがさえぎった。有働アナ「ワキ汗をかいて頑張っている女性を信用できないなんて...。（そんな男性）こっちから願い下げだけどね」井ノ原快彦キャスター（イノッチ）が応援に加わった。イノッチ「このランキング自体が信用できないよ。NHKの調べじゃないよね。ボードの下に書いてあるけど、ユニクロが調べた。汗をひっこめるTシャツなんか出しているところでしょ」有働アナがさらに続けた。有働アナ「周りへの配慮ができなそうって......。お前のことが信用できないし、アンタの方こそ配慮ができないヤツだと思いますけどね」「ワキ汗もう変えようよ。いいことにしようよ」実は、有働アナが「女性のワキ汗」について、ここまでエキサイトするには理由があったようだ。有働アナは以前から汗っかきで知られ、よく番組中に服がぐっしょり濡れて変色することがあり、ネット上でも話題になっていた。そんな中、2011年5月27日放送の「あさイチ」で、突然、自ら「視聴者から苦情をいただきましたのでご紹介します」と発言し、ファクスを読みあげた。「有働さんのワキ汗は見ていられません。同じ女性として平気でワキ汗を見せているのが信じられません。テレビ人として見苦しいのは信じられません」有働アナは読み終えると、笑顔を見せながら「あまり恥ずかしい思いはなかったのですが、これから気をつけます」と頭を下げた。この有働アナの潔い態度はネット上で好感を持たれ、J-CASTニュースでも2011年5月28日付「『脇汗』苦情FAX自ら読み上げ 『あさイチ』有働アナに支持の声」で報道している。さて、番組に戻ろう。有働アナとイノッチの「予定外」の反撃にタジタジとなったのか、佐藤アナは「まあ、社会全体がこういう風に女性のワキ汗に対し...」と進行を元に戻しかけた途端、また有働アナのツッコミが入った。有働アナ「社会？ 男性でしょ、コレ言っているのは。男性がそう思っているんじゃないかな、という思い込みが女性を気にさせている。ワキ汗もう変えようよ。いいことにしようよ。頑張って汗が出るんだから。ワキ汗かく人、いい人ばかりだよ」イノッチが賛同すると、有働アナ「（笑顔で）でしょ！」柳澤解説委員やゲストたちも参戦、さらに紛糾したが、イノッチが絶妙なアイデアを出して場を和ませた。汗が出たら「ナイスワキ汗！」と浮かび出るシャツイノッチ「汗をかいたら、可愛い文字が浮かび上がるシャツができないかな。『ナイスワキ汗！』とか、『見てんじゃねー！』とか」有働アナ「花模様とか、ね。ニッポンだけだよ、女性の汗やシミをいろいろいうのは」最後に有働アナは、右手の親指をちょっと「ガッツポーズ」気味にあげ、こう言ってイノッチと一緒に視聴者に頭を下げた。「今日の番組に異論のある方もおられるでしょう。反論をぜひお寄せください」実は、6年前に「ワキ汗抗議文」を読み上げた時もイノッチと一緒に頭を下げたのだった。この番組に対し、ネット上では有働アナとイノッチへの称賛の声が相次いだ。「この話題をちゃんと受けて己の意見を言える有働さん好き」「有働さんガチ切れやんwww」「そうだそうだ、有働さんありがとうございます♥めちゃくちゃカッコいい」「ワキ汗で模様とか文字とか浮き出るシャツの発想ワロタ」「汗で文字出るワキ イノッチそれ特許！特許！」
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