2024年 4月 24日 (水)

いしだ壱成「顔面麻痺」は帯状疱疹 水ぼうそうウイルスが目覚めて発症

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頭の左側にできもの、視界が遮られ顔は腫れあがる

   いしださんはブログに、1週間ほどの通院で完治したと書いた。具体的な治療内容には触れていない。国立感染症研究所によると、治療の基本はステロイドと抗ウイルス薬の投与で、場合によっては手術もある。既に舞台に復帰したとあるので、投薬で治ったとみられる。

   現在40代後半の記者も7年前、帯状疱疹で1週間入院した経験がある。初めは頭の左側にグチュグチュとしたイヤな感覚のできものが出来たと思っていた。1~2日後には体がだるくなり、ほぼ同時に目に違和感が出て業務中に視界がぼやけるようになった。その日の夜には左目を薄く白い膜状のものが覆い、ほとんど見えなくなった。帰宅すると家族が驚いた。本人は鏡を見ておらず気づかなかったが、顔の左側が赤く腫れあがっていたのだ。

   翌朝に病院の皮膚科と眼科を受診し、帯状疱疹と診断され、そのまま入院となった。放置すると命にかかわると医師にきつく言われたのだ。治療は朝昼夜と1日3回、決まった時間の点滴のみで、食事や入浴の制限はなかった。幸い痛みはほとんどなかった。

   予定通り1週間後に退院し、その後の再発はない。だが「たいしたことはないだろう」と甘く見て、処置があと数日遅れていたらと思うと今でもヒヤリとする。

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