2024年 4月 20日 (土)

「相撲協会は狂っている」「ただただ軽蔑」 立川志らく、貴親方落選に持論

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   「相撲協会は狂っている」。落語家の立川志らくさん(54)が、貴乃花親方(45)が落選した日本相撲協会の理事候補選挙を受けて、ツイッターや出演番組で協会側の姿勢を激しく批判した。

   志らくさんは2018年2月2日午後、今回の理事候補選の結果が明らかになった直後に、「やはり相撲協会は変わらない方を選んだ。それだけの事です」とツイート。続けて、「貴乃花の行動はいつか必ず正しかったと時代が答えを出すはずだ」ともつぶやいている。

  • 貴乃花親方落選に立川志らくさんが持論(画像は貴乃花部屋のウェブサイトから)
    貴乃花親方落選に立川志らくさんが持論(画像は貴乃花部屋のウェブサイトから)
  • 貴乃花親方落選に立川志らくさんが持論(画像は貴乃花部屋のウェブサイトから)

「相撲協会が間違っている事だけは事実」

   今回の理事候補選では定員10人に対して11人が立候補した。101人いる全親方による投票の結果、貴乃花親方が落選。八角理事長(54)ら7人の現職に加え、3人の新人が当選した。貴乃花一門からは2人が出馬し、阿武松(おうのまつ)親方(56)が当選している。

   元横綱日馬富士の暴力事件以降、協会との対立姿勢を鮮明化している貴乃花親方。今回の理事候補選では、一門の持つ票のほとんどを阿武松親方に集めたとの見方が強く、当選には一門外からの「浮動票」が集まる必要があった。

   しかし、貴乃花親方に集まったのはわずか2票。自身の持ち票を除く残りの1票も、長男の花田優一さんの義父で親戚にあたる陣幕親方からの「身内票」だった可能性が高いとみられている。

   こうした結果を受けて、協会側の姿勢を激しく批判したのが志らくさんだ。理事候補選当日の2月2日に更新したツイッターでは、「やはり相撲協会は変わらない方を選んだ」と切り出し、

「相撲の世界には正義はなかった。本当は理事達に世間の沢山の声を届けるには大相撲を見にいかない事なのだが一生懸命相撲を取っている力士に罪はない。ただただ軽蔑するのみ」

と悔しさをにじませた。続けて、「貴乃花の行動はいつか必ず正しかったと時代が答えを出すはずだ」ともつづっている。

   さらに志らくさんは、「貴乃花の行動が正しいかどうかは別。百歩譲っておかしいとしても相撲協会が間違っている事だけは事実」とも投稿。その上で、

「落語家の言う事は非常識、落語家の言う事を信用するな。でも多くの人は私に賛同する。つまり世の中、相撲協会は狂っていると言う事なんです」

との持論を展開した。

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