2019年 11月 17日 (日)

高額転売チケット「ご購入されませんよう...」 あえて呼びかけた豊国神社の思い

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   人気ゲーム「刀剣乱舞」ゆかりの刀剣を紹介する講座のチケットが、ネット上で高額転売され、会場となる京都市内の豊国神社が買わないようにツイッター上で呼びかけている。

   「骨喰(ほねばみ)藤四郎」は、鎌倉時代の刀工、粟田口吉光の作と伝えられる脇差で、切る真似をするだけで骨が砕けてしまうという伝説で知られる。刀剣乱舞では、刀剣を擬人化したキャラの1つとして人気だ。

  • ツイッターでの呼びかけに反響
    ツイッターでの呼びかけに反響

「購入が分かった方には最悪当日にご入場をお断り」

   その刀剣を紹介する講座「豊臣秀吉が握った刀!豊国神社で刀剣『骨喰藤四郎』の魅力に迫る」が2019年4月14日に予定されており、2月14日にネット上などでチケットの販売が始まった。学芸員が解説し、複製品に触れられるほか、普段入れない拝殿での参拝、秀吉ゆかりの国宝の見学などもある。先着30人限定で、税込み4800円だった。

   ところが、この日早々に売れ切れてしまう。すると、取引サイト「チケット流通センター」では、2万2000円や3万2000円の高額で転売された。

   これに対し、会場の豊国神社は公式ツイッターで、転売については把握しており、「イベントについての警告」として購入しないように呼びかけた。しかし、その後も転売は続き、2万3000円、2万5000円、2万8000円といった価格で転売され続けている。

   豊国神社は、「再警告」として、次のようにツイッターで注意を喚起した。

   「今後何らかの対策を立て、転売からの購入が分かった方に対しては最悪当日にご入場をお断りする可能性もあります」

   これらのツイートは、刀剣乱舞ファンらの間で反響を呼び、3000件以上もリツイートされている。

「礼儀正しいファンの方もたくさん来られるようになった」

   「めちゃくちゃ楽しみにしてたのに購入できなかった」「チケット購入出来なかったので転売を見て非常に悲しい気分」などと怒りの声も寄せられている。

   豊国神社では2月14日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように話した。

   「若い女性を中心に、礼儀正しい刀剣乱舞のファンの方もたくさん来られるようになっており、神社も活気にあふれるようになっています。そんなファンの方に不快な思いをさせるわけにはいかないと、今後何らかの対策を取りたいです。第3者がチケット転売で利益を得るのはおかしいですし、見過ごせないと考えています」

   今回の講座を主催した「京あそび」事務局のリーフ・パブリケーションズは、こう取材に答えた。

   「チケットの転売が横行するのはよくないと考えており、転売を防ぐために入場をお断りするかどうか検討しています。チケット販売会社に問い合わせて、転売されたチケットを判別する手立てがあるか聞いているところです」

   刀剣乱舞を巡っては、2月に入って、衣料品会社が販売したコラボトレーナーが買い占められ、会社側がトレーナーの再販を検討するとツイートする騒ぎも起きている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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