日ハム斎藤佑、プロ入り初の甲子園先発へ 「生き残り」かけた最後のチャンス？

「阪神戦は球団が用意した最高の舞台」

   自身の立場を理解してか、ここ最近の斎藤は「場所はどこでもやる」と、先発にこだわらずに中継ぎ、抑えにまわる覚悟を口にする機会が増えた。ネットでは「好投し、1軍定着してほしいです」と斎藤の復帰を願うファンが多いが、一方で「『今年こそは。』と毎年言われる代表選手」と突き放すファンも。

   球団関係者は「9日の阪神戦は球団が用意した最高の舞台。メディアは大きく扱うだろうから、ここで好投すれば斎藤にとって大きなチャンスとなる。だが、ここで結果を残せないようでは、先発どころか中継ぎ、抑えも危うい。投球内容次第では、甲子園での最後のマウンドになるかもしれません」と、9日の阪神戦が斎藤にとって生き残りをかけた最後のアピールの場となる可能性を示唆した。