2020年 9月 30日 (水)

流出したススキノ感染店リスト、「本来は公表すべき」? 風評被害に懸念も...判断分かれる自治体

毎日酷使する現代人の目にビルベリー由来アントシアニン!

   札幌市保健所がつくった、新型コロナウイルスの感染者が出たキャバクラやガールズバーなど飲食店の実名リストが外部に流出した。店側からは「売り上げに悪影響が出るから本当に困る」と困惑の声が聞かれた一方、ネット上では「何も知らずに店に行けば感染しかねない。むしろ公表されるべき」との意見も。感染拡大防止のため、感染者が出た店名情報はどう扱われるべきなのか。

   流出したのは、札幌市の歓楽街「ススキノ」にある、いわゆる「接待を伴う」飲食店のうち、店の利用客や従業員から陽性者が出るなどした27店のリスト。保健所のコロナ感染に関する電話相談窓口に27店の関係者から不安を訴える相談があれば、速やかにPCR検査を受けるよう促すためとして、窓口の職員用につくったものだ。

  • 感染者が出た飲食店をリストアップした保健所の内部資料が流出した札幌・ススキノ
    感染者が出た飲食店をリストアップした保健所の内部資料が流出した札幌・ススキノ
  • 感染者が出た飲食店をリストアップした保健所の内部資料が流出した札幌・ススキノ

「ふざけんなよって感じです」「チンタラ公表しない市が問題」

   2020年8月7日に地元紙・北海道新聞が報じた。保健所も流出の事実を認め、「ご迷惑をおかけした皆さまに深くお詫びするとともに、今後、情報管理の徹底を図り、再発防止に努めてまいります」とのコメントを出した。

   27店は感染リスクの高さごとに3分類され、なぜかハートマークの数でリスクの高さを表現していた。このうち、従業員から陽性者が出たものの利用客からは出ておらず、リスクの高さが2番目に高いとされた店の店長(30代)は、J-CASTニュースに対し、こう話す。

「ふざけんなよって感じですよ。保健所には協力しないといけないと思って情報を伝えてきたのに、裏切られた感じです。これで客は遠ざかるだろうし、売り上げにも悪影響が出るでしょう。本当に困ります」
札幌・ススキノ
札幌・ススキノ

   報道を受け、多くのネットユーザーが7日朝から反応した。内部資料が漏れてしまった保健所への批判の声が相次いだ一方で、「そもそも公表すべき」といった投稿も多かった。

「市民としては、風評被害云々じゃなく把握しておかなくてはいけないデータではある」
「なんで隠す? 隠さず公表するのが感染拡大に大いに役立つ」
「流出した札幌市じゃなくチンタラ公表しない札幌市が問題」
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
    loading...
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中