2021年 12月 8日 (水)

「ブラック企業」潜入ゲームが大反響 実は厚労省公式アプリ、開発の狙いは?

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   ブラック企業などに見られる労働基準法違反行為についてクイズ形式などで学べる厚労省のスマートフォン用アプリ「労働条件(RJ)パトロール!」が、ツイッター上で注目されている。

   「おぅ!お疲れ!あれ?もう上がる時間か?」。会社の主任からこう声をかけられ、若者はシフトを理由に会社を出ようとした。すると、主任は、こう返す。

  • 厚労省作成のスマホアプリ
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  • シフトで帰ろうとした若者に主任が「NG発言」
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パトロール隊は、企業主任のNG発言に「アウト!」と告げ

「まぁ、シフトはそうかもしれんが...今日はちょっと忙しそうだから、もう少し時間延長してくれ!」

   主任に言われて、若者は、「え?だって」と動揺し...。

   厚労省のアプリでは、こんなやり取りで、労基法違反などのせりふはどれなのか当てて行く。

   アプリは、2017年11月10日にリリースされたが、21年10月25日にツイッターで紹介されて、1万件以上リツイートされる話題になった。「マンガで学ぶ」と「クイズで学ぶ」の2つのモードがあり、注目されたのは後者だ。

   クイズは、銀河系宇宙の果てにある「ふたご星」のうち一方の星では、悪が一部の人々の労働環境を脅かしているという想定で行われる。危機感を持った秘密組織のボスがその改善を目指して部下5人をパトロール隊として送り込み、11章のストーリーが展開される。

   前出のやり取りは、「シフトワーカーよ、便利屋にされるな!」と題した第1章だ。パトロール隊は、企業に潜入して、主任と若者のやり取りを見て、主任に「RJアウト!」と告げる。

   アプリ利用者は、NGだと思う主任の発言をタップして、4つの正解を当てるというクイズだ。続いて、労働関係法令上の解説が出て、それらに目を通すと「任務完了」になる。アプリには、労働相談の窓口も紹介しており、労基法違反の通報先もある。

   アプリストアのレビュー欄では、様々な意見が出ていた。「素晴らしい。小学校からこのアプリを義務付けるべき」と讃える声から、「手前勝手な正義感で世の中で生きづらくなるのが予測されます」と厳しい指摘まであり、レビューも話題になっていた。

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