「ゆきりんは一晩500万」デマ投稿に本人激怒 「絶対にありません」「訴えたら終わるよ？」

   AKB48の柏木由紀さん（30）が、ツイッターに書かれたデマに激怒している。エゴサーチをしていたところ、「ゆきりんが今は一晩500万」という書き込みが視界に入ったのがきっかけだ。

   2021年11月9日に公開した動画で、こういった書き込みをする人は「本当に信じて書いてるんだと思う」とする一方で「私が訴えたら終わるよ？ほんとに」などと警告した。問題の投稿には「いいね！」が1000件もついていたといい、それだけ多くの人が書き込みを信じたり賛意を示したりしたことにもショックを受けていた。

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  AKB48の柏木由紀さん。ツイッターに書かれたデマに激怒している（2021年5月撮影）

「そんなカネに困ってないよ、私！」

   柏木さんがエゴサする時には「ゆきりん AKB」といったキーワードで検索するが、検索候補として「ゆきりん 500」も出現。これが、「ゆきりんが今は一晩500万」といった内容の書き込みを発見するきっかけになった。柏木さんは「はぁぁぁ！？」と憤りながら、「グループが全盛期のときはもっと高かったのに、かなり下がった」とも書いてあったことを明かした。

   柏木さんは、ブランドもののハンドバッグを映しながら

「そんなカネに困ってないよ、私！自分の給料でセリーヌ買えるぐらいのお金持ってるから！絶対ない！」
「15年も働いてるんだから！中3から働いてるんだから！自分で生活できるくらいには頑張ってます、ほんとに」

などと書き込みの内容を全力で否定した。問題のツイートを引用リツイートして他の女優の名前と値段を列挙している人もいたという。これを食い止める必要があるため、動画で反論することを決めた。

「絶対に嘘だから！本当に。芸能のお仕事をしている人は、いっぱい嘘情報を書かれるじゃないですか、ツイッターとかに。週刊誌とかにも。1個ずつ否定してたらキリがないから、みんなグッとこらえて我慢しているのを...。これはちょっと良くない。私がこれを食い止めようと思って、ユーチューブで言うことにした」

「詐欺に巻き込まれる可能性もある」と注意喚起

   「いいね！」が多くついていることから、真偽不明な書き込みを真に受けて安易に拡散する人が多いともみている。刑事・民事双方で責任を問われる可能性を指摘しながら警告した。

「信じているんだと思う。この人はウソを書いているつもりはないんだと思う。本当に信じて書いてるんだと思う。私が訴えたら終わるよ？ほんとに」
「私は警告しておこうと思ったんだ。直接本人から聞いたこと以外は信じないほうがいいですよ」
「1000『いいね！』稼いでさ、後で訴えられてお金払ったり捕まったりしてもいいことないので、やめましょう」

   書き込みを真に受けて500万円を払う人が出る可能性もあるとして、

「詐欺に巻き込まれる可能性もある。少なくとも私は絶対にありません、お金をいただいて人と会うことは」
「ウソでお金を儲けようとしてる人がいるかもしれないことが恐ろしいと思って...」

とも話した。

「グループが全盛期のときはもっと高かったのに、かなり下がった」

という書き込みには、「ウソにウソが重ねられていることに腹が立つ」とも。全盛期を「そんな暇なかった！深夜に帰って早朝にまた起きて、毎日働いて...」と振り返った。マネジャーが「何しているか分からなかったもんね...」と共感すると、柏木さんは「1年ぐらいお休みがなかったよ...」。当時の激務に思いをはせていた。