2024年 4月 26日 (金)

「整形してるくせにブス...自分で思うのが辛かった」 整形総額3000万円インフルエンサーの後悔

   総額3000万円以上を美容整形に費やしたと公表しているインフルエンサー・Rabichanさんが2023年2月14日に公開した動画で、過去の整形における後悔を赤裸々に明かした。

  • YouTubeチャンネル「整形らびちゃん」の動画より
    YouTubeチャンネル「整形らびちゃん」の動画より
  • 整形前の顔。YouTubeチャンネル「整形らびちゃん」の動画より
    整形前の顔。YouTubeチャンネル「整形らびちゃん」の動画より
  • YouTubeチャンネル「整形らびちゃん」の動画より
  • 整形前の顔。YouTubeチャンネル「整形らびちゃん」の動画より

「反面教師にしてもらえたら」

   約20年で総額3000万円をかけてフル整形4周を経験したというRabichanさんは、ツイッターやインスタグラム、YouTubeなどを通し、経験者の視点から美容整形に関する様々な情報を提供している。

   整形手術にまつわる後悔を明かしたのは「私がどんな気持ちで骨からフル整形4周もしてきたと思う?」とする動画だ。「今日は、骨からフル整形4周目の歴史をお話ししていきます。今まで『骨カラフル整形3周!』ってキャッチコピーでSNSに出してたんですけど、YouTube始めてこの1年で4周目しちゃってました」と笑って振り返った。整形費用も3000万円を超えたという。

「整形してる芸能人ってよく顔の歴史を並べられて『〇〇ちゃんはバージョン3が良かった』とか関係ない人にごちゃごちゃ言われてますけど、私の場合はバージョンで言い出すと100とかになるので、ざっくり輪郭からぐるっとパーツも全周変えたら1周、って数え方をしてます」

   Rabichanさんは整形手術によって目指したテーマや当時の気持ちを明かしていくとして「こんなブレブレな思考で整形したら成功しないな、って反面教師にしてもらえたら」と話した。

「フル整形一周したのに、なんで街には自分より可愛い子たちがゴロゴロいるんだ?」

   整形前のビフォー写真を公開し「よく整形する人ってとんでもない心の闇を抱えてると思われがちなんですけど、特に『顔のここが嫌』とか、毎日思い悩むコンプレックスはなくて、明るく楽しく生きてました」と振り返った。

「なので、1周目は自分の顔をある程度好きな状態で、プラス似ても似つかぬアユ(浜崎あゆみさん)にもなりたい! とか、流行ってた韓国美人も好き! っていう、分析力・計画性・明確に目指す仕上がりの顔など何もなく思いつきで整形してました」

   Rabichanさんの元には整形を検討している女性から、目指す顔のタイプについて複数の写真がDMで届くことがあるとして、「カウセ(手術前のカウンセリング)で見せるときは、『執刀医がパニックになるからどっちかに絞った方がいいよ』って指摘させてもらってます。経験談」とした。

   自身の1周目の整形の反省点として「エラを思いっきり切りすぎた。『犬顎』というエラがなくなり、顔が間延びして見える、面長になる失敗」と説明。フェイスラインが納得のいかない仕上がりになってしまったという。

   目元の整形でも「寄り目なのに目頭切開。『デカ目にするなら目頭切開も絶対だ!』って思い込んじゃう情弱(情報弱者)でした」という。さらに鼻も「好みの鼻がブレブレ。結局当時流行ってた、アユみたいな矢印鼻にしたんですけど、直前まで吉川ひなのの顔が好きって言ったり、先生に『それでどっちの鼻にするの?』ってイラつかれてました」と明かした。

   1周目の整形が完成してからの心境「フル整形一周したのに、なんで街には自分より可愛い子たちがゴロゴロいるんだ?」と複雑だった様子。「整形してるくせにブス、って自分で思うのが辛かったです。ノー整形の頃の方が諦めも尽くし、自己肯定感も高かったです」と振り返った。1周目の整形には約10年かけたという。

流行と顔が「チグハグに感じて可愛いと思えなくてしんどかったです」

   フル整形2周目に入っても「面長ベースのまま、小悪魔ageha系の美人系の派手な足し算整形をしてました」という。2周目は7年かけて整形したが「相変わらず、分析力もない、クリニックは日本の高いところに行けばいいと思ってました」としている。

   その中で「派手な足し算整形」による失敗もあったという。「涙袋ヒアルパンパンのなめくじになる」「唇ヒアルパンパンになる」とヒアルロン酸を注入する手術による失敗が多く、目元も「幅広二重すぎて不自然。夕方になったら疲れ目になる」として「目が窪んで悩まされる現象」が起きた。一時期は「これくらいヤバかった」としてどこか疲れた印象の写真を公開し、「2周目の最後はちょっと取り戻しました」と笑った。

   2周目が完成してからの気持ちも「褒められるとしたら100%『美人だよね』と言われるのがすっごい嫌でした。褒めてくれるだけありがたいんですけど、年齢を気にする微妙な年頃に老けて見られるのも嫌でした」と明かした。

   世間の流行は「派手な小悪魔ageha系が下火になっていた」「鼻先を下に伸ばした矢印鼻は『もう古いよね』って感じに差し掛かっていた」という。当時流行していたカジュアルな服装をするも、「2周目の時の顔だと本当にカジュアルが似合わなくて。好きなカジュアルな格好をすると、チグハグに感じて可愛いと思えなくてしんどかったです」と3周目の整形に向かったとした。

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