マシンガンズ滝沢に聞く花火大会「大量ポイ捨て」本当の問題点 治安悪化、便乗ごみ...解決のカギは

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「自分の行動がその先どうなるのかなって、ちょっと想像してくれたらなと思います」

   滝沢さんは、花火大会等の参加者は「ポリ袋みたいなものを1個持って行くといいと思います」と提案。捨てられたごみがその先どうなるのか、誰が片付けるのかまで考えてみてほしいと話した。

「ポイ捨てをする人は気楽なんですよね。悪いことしてやろうとか、苦しめてやろうとか、何も考えてないと思うんですよ。でもそこの住民の皆さんが辛い思いや大変な思いをしたり、ごみを回収する業者さんにとってみたらお金がかかったりもします。それに、一時期はその辺に落ちていて海に流れた使い捨てマスクを、イルカが食べてしまうなんてことも聞きました。自分の捨てたマスクがイルカを苦しめるなんてなかなか思わないですけど、自分の行動がその先どうなるのかなって、ちょっと想像してくれたらなと思いますね」

   滝沢さんは7月31日に監修本「地球と人にちょこっとやさしくなれる365日」(K&Bパブリッシャーズ)を出版しているが、これも気軽に環境やごみ問題について考えることがテーマだ。滝沢さんが主催するオンラインコミュニティの芸人仲間で考えた、環境にやさしいアクション等が365日分まとめられている。滝沢さんは「環境のためにやれることって、小さなことでも全然良かったりする。この本を朝起きた時に見てもらって、『これは今日やってみようかな』と始められるような内容です。やってみると意外と『あ、地球に優しいことをやってるんだな』と実感も出てくると思います。毎日できるちょっとずつのことをテーマに作ったので、気軽に環境問題に参加したいなという人におすすめです」と話した。


マシンガンズ・滝沢秀一さん  プロフィール

ましんがんず・たきざわしゅういち お笑い芸人を続けながら2012年からごみ収集会社で勤務する。ごみ収集の体験記を多く出版するほか、ツイッター(現・X)でごみに関する情報を発信している。2020年にサステナビリティ広報大使就任。2023年に漫才賞レース「THE SECOND」準優勝。

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