陸上自衛隊中部方面隊が2024年1月9日、能登半島地震で孤立した地域への支援物資を輸送する様子をYouTubeチャンネルで公開し、SNS上で驚愕の声が上がっている。動画では、隊員が支援物資をリュックに詰めて、ぬかるみや急斜面の崩落現場といった悪路を徒歩で移動する様子が収められている。「こっちもやばいね」と声を掛け合いながら...動画には、7日に被害の大きい珠洲市への物資輸送を行った際の様子を収録。車両で移動可能な地域まで進んだ後、リュックに物資を詰め、徒歩で前進。膝まで土砂で埋まった道を「こっちもやばいね」などと声を掛け合いながら進み、崩落した急斜面をよじ登り、がれきが折り重なる悪路を進んで行く。目的地に到着すると物資を手渡し、避難されている人に声をかけて回った。動画のコメント欄には、「車が通れないとは聞いておりましたが、ここまでとは...」「避難所への道がこんな状況とは、想像を超えてました。大変な中、物品を届けて下さる自衛隊の方々に感謝と尊敬の意を表します」など驚きの声が上がっている。またX（旧ツイッター）でも動画が拡散され、「同じように『いやこれ一般人には通行不能です』って道があちこちに発生してるようなので頭が下がります......」「今までは、そんな過酷な訓練いるか？と懐疑的な面もありましたが、これは要るわ...半端な訓練じゃ越えられませんわ、凄すぎるよレンジャー」「まてまてまてまて、これは道じゃない」「これは登山なら確実に行ってはいけないレベル。ここを突き進んでるのか、彼らは・・・」などの書き込みが相次いでいる。
記事に戻る