「私の頭の中にあるのはバスケスを倒すことだけ」
「私の頭の中にあるのは、エドワード・バスケスを倒すことだけです。でも同時に、井上尚弥との試合にも備えていることを日本の皆さんに見せたい。そのような試合ができれば、私は世界最高のパウンド・フォー・パウンドファイターのひとりになれるだろう。試合当日は、会場にいるすべてのメキシコ人に素晴らしい夜をプレゼントする」
エスピノサは、フェザー級としては破格の身長185センチの選手だ。23年12月に無敗でWBO世界フェザー級王座を獲得し、現在、2度防衛している。戦績は26勝(22KO)無敗と、高いKO率を誇り、メキシコのスター候補に挙げられる。
一方の井上は、エスピノサと同じリングで、WBA世界スーパーバンタム級1位ラモン・カルデナス(米国、29)を相手に防衛戦を行う。カルデナスのプロ戦績は、26勝(14KO)1敗。
王座防衛に成功すれば、9月に元WBA・IBF世界スーパーバンタム級王者で、現WBA世界スーパーバンタム級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン、30)を相手に防衛戦を予定している。