中国北京出身のピン芸人・いぜんさんが2025年5月5日、Xで「理不尽すぎる」と感じたエピソードをXにつづり、ネットの注目を集めている。「無力感で泣いた」いぜんさんは、中国・北京出身のピン芸人だ。現役の東京大学大学院生でありながら吉本興業に所属し芸人として活動をしており、テレビ番組などでも話題を呼んでいる。いぜんさんは5日、「理不尽すぎる」としてXに思いを明かした。「外国人ピン芸人だから色々毒舌のセリフを求められて、不本意な言葉で他人を傷つけることが嫌で断ったり逃げたりして、最後はどうしようもなく最低限に、こんな売れてない新人の私にお仕事くれた感謝の気持ちも含めて一言だけ要求通り言ったら、くそみたいに叩かれてる 無力感で泣いた」続く投稿では、「叩く方々も愛することを守りたくて戦ってるし、私も敬意を持ってるのに不本意で失礼な言葉を出さなければならないから心痛いし、こんな誰も幸せになってないお笑いは私の求めてるお笑いじゃねぇよ！」と苦しい胸中をつづっている。芸人として求められ...「不快にさせて申し訳ございません」もともと問題となっていたのは、スポーツ専門のオンデマンドサービス「DAZN」で放送されているサッカー番組「もりちゃんずコロシアム」での一幕だった。いぜんさんが出演した企画では、サッカーファンの悩みの種だというアクセスの悪いスタジアムに関する「あるあるネタ」などを紹介した。浦和レッズの本拠地である「埼玉スタジアム2002」に向かうべく、最寄駅の埼玉高速鉄道・浦和美園駅に降り立ったいぜんさん。駅からスタジアムまでの道のりには店などがなく閑散とした道が続くため、いぜんさんは「本当に何もないんですね。お店とかもないんですね。カフェとかコンビニがあればいいのに......」とし、「つまらねぇだけ」とバッサリ。この発言がSNSで拡散され、波紋を呼んだ。その後、いぜんさんは4日、Xの投稿を引用するかたちで、「ロケ中私がずっと『浦和レッズさんは小さい頃からよく聞いてたからすごくわくわくしてきた 敬意を持ってるからやっとここまで来れて本当に嬉しい 横にある看板にも歴史を感じて楽しい』って言ってた」と弁明した上で、「『つまらねぇ』だけは私の言葉ではなく芸人として求められただけ 不快にさせて申し訳ございません」と謝罪していた。やす子「気にしちゃうよね 面白いから大丈夫！」いぜんさんの投稿には理解を示すリプライも多い。ピン芸人のやす子さんも、「気にしちゃうよね 面白いから大丈夫！」とフォロー。美味しいもの食べて忘れまひょう！！ ご飯だ！ ご飯！」と寄り添った。一方で、サッカーファンにとっては受け入れ難いとの指摘もある。いぜんさんは5日、自身に寄せられたリプライを引用し、改めて謝罪した。「求められたものを全て対応したではなく、私も敬意を持ってるので自分なりに抵抗してたことだけわかっていただければ幸いです。改めてサポーターの皆さんに不快な気持ちをさせて誠に申し訳ございませんでした」
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