人気YouTuberのヒカルさんが2025年5月23日、失言を理由として21日に辞任した江藤拓前農水相に「出演オファー」を行った。「人には『覚悟を持て』と厳しく言っておきながら自分は逃げるのかと」ヒカルさんは4月16日にお米のサブスクリプションサービスを始めることを動画で報告。肥料の高騰などで米農家が儲からなくなっているという現状を受け、魚沼産のコシヒカリと同じ価格で買い取り、「ヒカル米」として販売するというビジネスを行うと説明していた。5月14日の動画では、プロジェクトへの反響に触れ「なぜか国会でも取り上げられたみたいです。で、なんと農林水産大臣の方から、『覚悟を持ってやってほしい』とまで言われました。これすごいことだと思うんですよね」と明かしていた。ヒカルさんは23日、「覚悟がなかった元農林水産大臣の江藤さんを救いたい」と題した動画を公開し、江藤元農相の辞任について語った。「ちょっと今緊急でカメラ回してるんですけど......江藤拓大臣。農林水産大臣の方が、辞職されました」と切り出し、「この方は、僕が米事業をやる時に『覚悟を持ってやってください』って言った方なんですよ」と説明。江藤氏の辞任劇について「その方が『お米買ったことないんだ』みたいなこと言って、大炎上して。その数日後に辞職という形になって。全く覚悟がなかったことを自分で示してしまったという結果です」とし、「本当、悲しいですね。人には『覚悟を持て』と厳しく言っておきながら自分は逃げるのかと」と苦言。価値観アップデートで「多分パワーアップしてまた大臣やれるんじゃ」その上で、「そんな江藤元大臣に、1つだけ僕提案があります。一緒に米事業やりませんか？」と呼びかけた。「もうね、逃げても何も得るものないと思うんですよ。正直ね、世間から総スカン食らってて、叩かれまくってると。この名誉を挽回する一手として、僕のYouTubeに出てですね、元農林水産大臣の知識だったりとか、人脈を活かして、一緒にやりませんか？」ヒカルさんに話を振られたYouTuberの相馬トランジスタさんも、「でも、本当に覚悟があるんなら多分出てくるとは思うんですけどね」と腕組み。ヒカルさんは、「江藤さんはやっぱね、逃げるんじゃなくて何か世の中のためになることをした方がいいと思うんですよ」とし、「もちろん僕と組むっていうのは多分ありえないと思うんで、選択肢として1つの提案くらいで聞いておいて欲しいんですけど」と江藤氏をおもんぱかった。動画出演により、自身の価値観をアップデートできるのではないかとも語った。「YouTubeに出て、コメントたくさんもらって、自分の価値観をもうちょっと国民寄りにしたら。多分パワーアップしてまた大臣やれるんじゃないかと思いますけどね」「動画に出るだけでもひとつ誠意って伝わるじゃないですか」ヒカルさんは、自身のコメ事業への参入から江藤氏の辞任までの流れについて、「俺すごいタイミングだなと思って」と驚きを隠さなかった。「俺が『コメ事業始めます』って言って、で国会で『覚悟持ってください』って言われて。その言った人が大炎上してやめるって。どんな物語なん？ って」その上で、「でも、覚悟見せるチャンスだと思うんですよね。一緒に組まないにしても、動画に出るだけでもひとつ誠意って伝わるじゃないですか」とし、「プロのYouTuberなんで、悪いようにはしないっす。必ず何かいいことが起こると思いますよ」と猛プッシュした。
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