漫画家・小林よしのり、入院を明かす 「今度破裂したら、脳卒中で死ぬか、全身麻痺かも」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』などで知られる漫画家の小林よしのりさんが自身のブログを更新し、入院中であることを明かした。

   小林さんは2025年7月の参院選で、東京選挙区から無所属で出馬した山尾志桜里元衆院議員を応援。ポスター貼りを行ったほか、街頭演説にも参加していた。

  • 小林よしのり氏(2014年9月撮影)
    小林よしのり氏(2014年9月撮影)
  • 入院中でもギャグは思いつくそうだ(写真は小林氏のブログから)
    入院中でもギャグは思いつくそうだ(写真は小林氏のブログから)
  • 小林よしのり氏(2014年9月撮影)
  • 入院中でもギャグは思いつくそうだ(写真は小林氏のブログから)

「脳梗塞で左半身に痺れ、脳検査で脳内に血栓があちこちある」

   8月12日に「入院してます」と題したブログ記事を公開した小林さんは、「はらぺこだけど、今日は何も食わせてもらえない。頭を上げたら脳内ぶち切れて、長嶋茂雄になってしまう。だから入院してます」とブラックジョークを交えて現状を報告した。

   翌13日には、「脳梗塞で左半身に痺れ、脳検査で脳内に血栓があちこちあるということで入院。HCU(編注:高度治療室)に入れられて、食事なし、点滴で生きている」と説明。

   「2週間入院と言われているが、必ず1週間以内に脱獄したい」と早期の退院を目指しているとした。

「わしは脚は麻痺してない。平然と立って歩けるのに......」

   14日の投稿では、「個室に移ったら、トイレがついてる」と喜びをつづった一方で「自分で歩いちゃダメだと言う。車椅子に乗せて、連れて行くと言う。ベッドからトイレまでたった2メートル、歩いて5歩だ。それを車椅子で移動とは!」と不満をあらわに。

   「わしは脚は麻痺してない。平然と立って歩けるのに、看護師を呼ばなきゃならない? 勝手に歩くと、監視カメラで発見して、2名で静止に来るのである!」とし、「脳内が血栓だらけだから、今度破裂したら、脳卒中で死ぬか、全身麻痺かもしれない。それで歩かせてもらえない」と明かした。

   15日には「脳のリハビリが始まった」とした小林さん。

   「野菜の名前を7つしか言えなかった。普段から料理をしないからだと言い訳してほしい」と冗談混じりにつづり、「自宅の住所も言えなかった」理由は「普段から覚えようとしてないからだと言い訳して欲しい」。「簡単な数字の計算も出来なかった」には「普段から、小銭入れを秘書に渡して勘定してもらってるからだと伝えて欲しい」とユーモアを交えながらアピール。

   「『まだ少しぼーっとしてるでしょう?』と聞かれたので、成績の悪さが恥ずかしくなって、病気のせいにしようと、『はい! モヤがかかってるような状態です』と嘘をついてしまった」と明かし、「脱獄が遅くなるかもしれない。明日は即答を目指す」と決意を新たにしている。

   SNSでは「もう71か。ともあれお見舞い申し上げます。1日も早いご快癒を」「小林よしのりさん、脳梗塞で入院なのかあ。血栓がまだあるみたい。でも心は元気だな」など、容態を気遣う声が相次いでいる。

姉妹サイト