人生経験を積んだ人間は、目の前の高齢者を殴れない
MCの宮根誠司さんが番組の中で何度も口にしているのが、16歳という若さで何のためらいもなく主婦の殺害に関与している点だ。「金品を奪ってこいという指示だったと思うが、それが20カ所以上刺して殺害するという残虐な行為に及ぶということがショック」と話す。
石原さんは裏社会筋を取材していて、こういう計画をたてる人物に近い人物から聞いた話を紹介した。「彼らは、思慮が浅くて想像力に乏しい人物、そういう未熟な人間ほど、自分たちの操り人形にできて使いやすいという言い方をする。目先の金がほしい、借金で首がまわらない、どうしても金がほしいと思っても、一定の人間関係とか人生経験を積んだ人間は、金のために目の前の高齢者を殴れと言われても躊躇してしまう。それがまともな感覚なわけだが、そういったところで殴った先に何があるか想像力が及ばない子どもは、言われたままに、機械的にそれができるから使いやすいのだという」と話していた。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)