サッカーW杯1次リーグで敗退した韓国・洪明甫(ホン・ミョンボ)前代表監督への韓国内の非難は、とうとう国会公聴会、警察捜査にまで発展しそうだ。スポーツプロデューサーの長嶋一茂さんは2026年7月3日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、「政治家たちの責任転換じゃないか」と眉をしかめた。
W杯の成績が大統領の支持率を左右?
これまでも韓国では、W杯の成績が大統領の支持率を左右してきたという。2002年の大会でベスト4に進出した時は、金大中大統領の支持率が35.5%から44.2%に急上昇、ベスト16だった2010年大会では李明博大統領は40.3%から43.9%にアップした。
一茂さんは「負けたからといって、国会公聴会が開かれるなんて考えられない」と呆れ、「(国民の)怒りに乗じて、またそこに政治が目を付けて、公聴会を開いたら支持率が上がるんじゃないか(と考えたのか)。ただ、今回は負けているわけですから、支持率が上がる可能性は低いわけですけど......」と指摘した。
「政治家がやんややんや言っている、健全に見えない」
そして、サッカー協会などに対する不満の「矛先も監督に向けちゃったような結果になって、政治家が(思惑がらみで)やんややんや言っているという図式なので、健全に見えない」と批判、「これがあまりフィーチャーしちゃうと、韓国、国家としてよくないんじゃないかな」と、国として評判を落とすと危惧した。
レギュラーコメンテーターの玉川徹さん(ジャーナリスト)も「釈然としないな」と言い、「警察が捜査するような刑法違反になるような話でもない。日本では考えられないんですけど」と不思議がった。
(シニアエディター 関口一喜)