高市支持の理由が消極的に
千々岩キャップが注目したのは「支持の理由」だ。6月調査では「政策に期待がもてるから」が1位だったが、7月調査は「他の内閣より良さそう」が1位になった。積極支持から、消去法の消極支持に変わったのだ。
「高市さん自身がおっしゃっていた『物価対策が最優先』から、後半国会は国旗損壊罪や皇室典範といった日々の暮らし、経済ではないところに注力していった。そこが『高市さんってそういう人だったの』と嫌気されたと自民党内では言われてますね。政権はカラーを失うと漂流しかねない」と指摘した。
では、支持回復はできるのか。大越健介キャスターは「政権運営にどう影響しそうですか」と聞く。千々岩キャップは「夏場から秋にかけて、(支持率が)維持、もしくは反転していくんであれば安定するし、下げトレンドが止まらなければ危ないということ」と解説した。
高市首相が総選挙で公約した「飲食料品の消費税2年間ゼロ」は絵に描いた餅に終わり、「消費税1%+給付」も見通しが立たない。8月上旬までに実施のめどが立たなければ、支持率低下に歯止めがかからなくなるかもしれない。
(シニアエディター 関口一喜)