大リーグのピッツバーグ・パイレーツでプレーした韓国出身カン・ジョンホ氏(39)が、ドジャース傘下3Aでプレーするキム・ヘソン内野手(27)に対してトレードを勧めた。複数の韓国メディアが2026年7月21日に報じた。
「データを見れば昨年よりはるかに良いのにマイナーにいる」
米国2年目のキムは、今季マイナーリーグで開幕を迎え、ムーキー・ベッツ内野手(33)の負傷者リスト入りに伴い、4月6日に大リーグに昇格。5月に入り打撃が落ち込み始め、5月下旬にマイナーに降格した。
今季の大リーグ成績は、43試合に出場して打率.259、1本塁打、11打点、5盗塁で、出塁率と長打率を合わせたOPSは.651。3Aでは、打率.281を記録し、課題の打撃でアピールしきれていない。
現在、チームはナ・リーグ西地区の首位を独走している。戦力が充実している中、キムの大リーグ再昇格は厳しい状況にある。一方で、他の選手と比べ年俸が安く、ユーティリティプレイヤーであるため、米メディアでは、たびたびキムのトレード説が浮上している。
地元メディア「マイデイリー」(ウェブ版)によると、カン氏はこのような状況を踏まえ、自身のユーチューブで大リーガーの先輩としてキムにアドバイスを送ったという。
カン氏は「キム・ヘソンは昨年より良くなった点が多い。三振率も減り、四球も増え、コンタクト能力も向上し、空振り率も減った。データだけ見れば昨年よりはるかに良いのに、マイナーリーグにいる」と指摘し、こう続けた。
「今のドジャースは控えとしても考えていないようだ」
「控えとしてでも大リーグでプレーできるチームに行かなければならない。今のドジャースは、控えとしても考えていないようだ。トレードが成立しなければ、もっと一生懸命努力して、何とか生き残ろうとしなければならない。しかし、何と言っても最善はトレードが成立することだ。そうでなければ、球団にトレードを要請した方が良いのではないか」
キムは韓国プロ野球(KBO)リーグ時代、4年連続で打率3割以上を記録し、韓国代表として国際試合で活躍してきた。24年オフにポスティングシステムを利用してドジャースに入団。米メディアによると、3年総額1250万ドル(約19億7500万円)の契約を結んだという。
1年目の25年シーズンは、マイナーで開幕を迎えるも、5月に大リーグに昇格。71試合に出場し打率.280、3本塁打、17打点を記録した。ポストシーズンもチームに帯同し、ワールドシリーズにも出場した。
一方のカン氏は、15年から4年間、パイレーツでプレーした。通算成績は、打率.274、46本塁打、120打点。