低迷から抜け出せない広島...グラウンド外でもファン失望 チーム再建へ次期監督には「厳しさ」求める声

   広島が2026年7月21日の巨人戦(東京ドーム)で5-11と大敗を喫し、3連敗。借金が今季ワーストの15にふくらんだ。

   先発の岡本駿が4回12安打9失点KOと炎上して一方的な展開に。プロ2年目右腕は開幕から先発ローテーションで投げ抜いてきたため、疲労は当然あるだろう。14日のDeNA戦(マツダ)で5回途中5失点KOを喫した登板に続き、試合を作れなかった。

  • 広島東洋カープの本拠地・MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島
    広島東洋カープの本拠地・MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島
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「チーム再建は時間が掛かる。数年はかかる覚悟が必要」

   広島に逆風が吹いている。前カードの阪神戦ではリリーフ陣が前川右京、大山悠輔に死球を当て、前川は「右肩甲骨骨折」で離脱した。4月26日の対戦(甲子園)で近本光司が死球で左手首を骨折した経緯があり、批判の声が殺到する事態に。

   グラウンド外の騒動でもファンを失望させている。7月17日に矢野雅哉が登録抹消に。指定薬物のエトミデート、通称「ゾンビたばこ」を使用したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた羽月隆太郎被告にエトミデートを譲り渡したとして逮捕、起訴された男と矢野のツーショット写真が写真週刊誌「FLASH」のオンライン版で掲載されたことを受け、球団サイドが登録抹消の措置を取った。

   就任4年目の指揮を取る新井貴浩監督の顔色もさえない。3年連続Bクラスとなれば今季限りで退任するとみられるが、次期監督の去就はどうなるか。

   広島を取材するスポーツ紙記者は「このチームに足りないのは厳しさです。プロ野球選手としての自覚に欠けている行動が目立つのが情けない。次の監督がチーム体質をガラッと変えないと低迷からの脱却は望めません。チーム再建は時間が掛かるでしょう。数年はかかる覚悟が必要です」と言葉に力を込める。

   最下位の中日がわずか1ゲーム差に迫ってきている。

(中町顕吾)

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