米スポーツ専門局「ESPN」(ウェブ版)が2026年7月21日、韓国出身大リーガー「韓国のイチロー」イ・ジョンフ外野手(ジャイアンツ、27)のトレードの可能性が「40%」あるとした。
「実際に彼をトレードすれば大きな見返りを得られるだろう」
大リーグ3年目のイは、今季序盤は打率2割台が続いた。5月20日の試合で腰を痛めて負傷者リストに入り、30日のコロラド・ロッキーズ戦で復帰。ここから快進撃が始まり、打率を3割台に乗せた。
一時は、ナ・リーグ打率部門で2位に浮上するなど好調を維持しており、21日時点で打率.303でリーグ5位につけている。
ジャイアンツは今季、低迷しており、現在ナ・リーグ西地区4位だ。借金は「16」に膨れ上がり、ポストシーズン進出の見通しは暗い。このようなチーム事情の中で、打撃好調のイに関して、複数の米メディアがトレードの可能性に言及している。
「ESPN」は、「26年MLBトレード有力候補ランキング」と題し、100人の候補を選出した。イは18位にランクインし、トレードの可能性は「40%」と見込まれた。
同メディアは「ジャイアンツが、高額契約を結んでいる有名選手を放出したいという意向には、多くの抵抗が予想されるが、もし本当にイのトレードに本気であれば、何とか市場を捻出できるはずだ。27歳のイは、打率と三振率でMLB6位にランクインしており、長打率は最近低下しているものの、ジャイアンツが実際に彼をトレードすれば、大きな見返りを得られるだろう」
今季はポジションがセンターからライトに配置転換
移籍先候補として、フィラデルフィア・フィリーズ、アトランタ・ブレーブス、クリーブランド・ガーディアンズ、サンディエゴ・パドレス、アリゾナ・ダイヤモンドバックス、テキサス・レンジャーズ、タンパベイ・レイズを挙げた。
韓国プロ野球(KBO)リーグ出身のイは、23年オフにポスティングシステムを利用してジャイアンツに入団した。米メディアによると、6年1億1300万ドル(約164億円)の大型契約を結んだという。
大リーグ1年目の24年は、5月の試合中に左肩を負傷して戦線離脱。6月に手術を受け、シーズンを棒に振った。2年目の25年は、150試合に出場して打率.266、8本塁打、55打点。今季は、ポジションがセンターからライトに配置転換となった。
大リーグのトレード期限が、7月末に迫っており、各球団の動向に注目が集まる。