西洋美術から時計、ファッションなどマニアックな世界を軽妙な語り口で紹介した評論家の山田五郎さん(67)が亡くなった。2026年7月23日放送の「ひるおび」(TBS系)でMCの恵俊彰さんは山田さんとの思い出を涙をこらえながら振り返った。「恵さんかっこいい時計をしようよ、かっこよく生きていこうよ」恵さんは20年以上前にTBSの情報番組で山田さんと共演、当時の映像を見ながら恵さんは「とても寂しい。まだ自分のなかで整理がついていない」「今日、この時計をしてきた」と、時計を見つめながら話す。「人生で初めて買った高級時計。グランドセイコーだけど。五郎さんが『恵さんかっこいい時計をしようよ、かっこよく生きていこうよ』っていつもおっしゃる。『時計の何がそんなかっこいいんですか』と聞くと、機械式時計の詳しい職人さんの技術(が生かされている)とか、手入れをしていけば一生持つ、こんなすてきなものはないと教えてくれて、一緒に選んでもらった」と話した。「五郎さんの男気、気概のある番組に対する姿勢、とにかく一切譲らない」恵さんは40歳の時に初めて情報番組の司会を務めることになった。「五郎さんもちょうど会社を辞められてチャレンジの時だった。五郎さんの男気、気概のある番組に対する姿勢、とにかく一切譲らない。僕にとっての情報番組の家庭教師だった。本当に五郎さん、お疲れさまでした」と感謝を述べた。山田五郎さんは1958年生まれ。上智大学在学中にオーストリアの大学に留学、西洋美術を学んだ。卒業後は講談社に入社し、若者に人気の「ホットドッグ・プレス」の編集長も務めた。退社後は「タモリ倶楽部」「アド街ック天国」などに出演、幅広い知識とわかりやすい語り口で人気を集めた。2024年にユーチューブで原発不明がんのステージ4を公表、闘病しながらも活動を続けていた。(ジャーナリスト 佐藤太郎)
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