中国が着々と進める覇権戦略をテーマに2026年7月23日放送の「プライムニュース」(BSフジ)が特集番組を組んだ。出演したキヤノングローバル戦略研究所上席研究員の峯村健司さんは、8月に開かれる中国の北戴河会議に注目している。ここで、習近平体制の次が見えるかどうかという点だ。習氏は、軍と党と国の3つのポストをとったままでいるのか北戴河会議は毎年8月に開催される中国共産党指導部の非公式会議で、これからの国家方針や人事を占ううえで注目される。峯村さんは「来年にある党大会の前哨戦がここで始まる、まさに政治の季節が始まるというのがこの北戴河会議の一番の意義。来年の党大会の一番の注目点は何かというと、習近平指導部の後継体制。おそらく習近平氏が4期目をやるというのは確定だと思うが、どういう後継的な人物が出てくるのかこないのか。さらには役職もこのまま習近平氏が軍と党と国の3つのポストをとったままでいるのかどうかというのが最大の注目点だと思う」と話す。海外出張は代理が務めている傾向に峯村さんが所属するキヤノングローバル戦略研究所は中国研究センターを立ち上げたという。「ここで、習近平氏が誰と会ってどこに行ったかをずっと追いかけている。それを見て気づいたことがある。習近平氏は2024年までは結構海外にも出張に行っていた。それが最近になって代理出席が増えてきた。さらには国内出張もそれまでは2000キロぐらいの範囲の国内出張に行っていたのが、去年ぐらいから一気に減ってきて、今年に入って300キロ圏内の日帰り出張が非常に増えている。73歳という年齢を考えるとさすがに難しいんじゃないかということで、本気で後継体制を考えるのではないかということで北戴河会議に注目している」と話した。(ジャーナリスト 佐藤太郎)
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