HKT48、15周年で名実ともに「博多」のアイドルに ドーム横の2代目劇場に幕、移転先はキャナル至近

   福岡市を拠点に活動するHKT48が2026年7月26日、本拠地のHKT48劇場(中央区)での最終公演を迎えた。HKT48にとって専用劇場は2代目で、26年秋には3代目劇場への移転が決まっている。

   初代、2代目は、厳密には「福岡」のエリアにある中央区だったのに対して、3代目は「博多」エリアの博多区。発足15周年を機に、名実ともに「博多」のグループとして活動を活発化させる。

  • 2代目劇場の最終営業日は2公演が行われた。写真は夕方の「目撃者」公演(c)Mercury
    2代目劇場の最終営業日は2公演が行われた。写真は夕方の「目撃者」公演(c)Mercury
  • 現HKT48劇場での最終公演では、現在活動中の全メンバーが登壇した(c)Mercury
    現HKT48劇場での最終公演では、現在活動中の全メンバーが登壇した(c)Mercury
  • 営業を終了した2代目のHKT48劇場。2020年にオープンした
    営業を終了した2代目のHKT48劇場。2020年にオープンした
  • 2代目の劇場はドーム隣の商業施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」(ボス イーゾ フクオカ)にある
    2代目の劇場はドーム隣の商業施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」(ボス イーゾ フクオカ)にある
  • あいさつする「チームH」キャプテンの豊永阿紀さん(c)Mercury
    あいさつする「チームH」キャプテンの豊永阿紀さん(c)Mercury
  • あいさつする「チームK4」キャプテンの今村麻莉愛(まりあ)さん(c)Mercury
    あいさつする「チームK4」キャプテンの今村麻莉愛(まりあ)さん(c)Mercury
  • 劇場ロビーには「ありがとう」の寄せ書きが飾られた
    劇場ロビーには「ありがとう」の寄せ書きが飾られた
  • 3代目劇場は「010(ゼロイチゼロ)ビルディング」に26年秋にオープンする
    3代目劇場は「010(ゼロイチゼロ)ビルディング」に26年秋にオープンする
  • 2代目劇場の最終営業日は2公演が行われた。写真は夕方の「目撃者」公演(c)Mercury
  • 現HKT48劇場での最終公演では、現在活動中の全メンバーが登壇した(c)Mercury
  • 営業を終了した2代目のHKT48劇場。2020年にオープンした
  • 2代目の劇場はドーム隣の商業施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」(ボス イーゾ フクオカ)にある
  • あいさつする「チームH」キャプテンの豊永阿紀さん(c)Mercury
  • あいさつする「チームK4」キャプテンの今村麻莉愛(まりあ)さん(c)Mercury
  • 劇場ロビーには「ありがとう」の寄せ書きが飾られた
  • 3代目劇場は「010(ゼロイチゼロ)ビルディング」に26年秋にオープンする

1000回以上公演、20万人超のファン

   初代劇場はグループが発足した11年11月、福岡ソフトバンクホークスの本拠地、福岡ヤフージャパンドーム(現・みずほペイペイドーム福岡、中央区)に隣接していた商業施設「ホークスタウンモール」に開設されたが、同施設の再開発で16年3月に閉鎖。16年4月から西鉄ホール(中央区)など市内3か所の貸しホールを拠点に活動してきた。

   2代目劇場は20年11月、ドーム隣の商業施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」(ボス イーゾ フクオカ)に開業。コロナ禍で無観客の公演を余儀なくされた時期もあったが、運営会社によると、1000回以上の公演が行われ、20万人超のファンが訪れた。

   E・ZOを運営するホークスは、2代目劇場営業終了の理由を「施設区画の賃貸借契約が期間満了を迎える」ためだと発表している。

   3代目劇場がオープンするのは、キャナルシティ博多(博多区)至近の商業施設「010(ゼロイチゼロ)ビルディング」(同)。HKT48が本拠地にあたる専用劇場を中央区以外に移すのは初めて。

   江戸時代に初代福岡藩主・黒田長政が福岡城を築いた際、城がある那珂川以西のエリアを「福岡」と命名。福岡は政治の街として機能する一方で、那珂川以東は商人の街「博多」として発展してきた。

   この名残で、那珂川以西(中央区など)が「福岡」、以東(博多区など)が「博多」だと考えられてきた。

「専用劇場のいいところは何でもできるところ」

   「チームH」キャプテンの豊永阿紀さん(26)は、劇場移転が発表された6月3日の劇場公演で、「博多」に移転する意義を次のように話した。

「私たちHKT48、『博多』という名前を掲げてやってきたので、15周年という節目を迎えて、名実ともに博多の中心地に進出して、そこからまたHKT48、そしてHKT48ファミリーの皆さん一丸となって、博多を代表する、そして博多から発信できるようなアイドルをみんなでもっともっと大きくしていきたい」

   2代目劇場最終営業日にあたる7月26日には、昼にチームK4による「ここにだって天使はいる」、夕方にチームHによる「目撃者」の2公演を上演。

   「目撃者」公演では、終盤に現在活動中の全メンバーが集まってファンにあいさつした。チームK4キャプテンの今村麻莉愛(まりあ)さん(22)は「(キャプテンとしての)責任が重圧過ぎて、もう逃げ出しちゃうかなと思うときもあった」が、「この劇場があったから、私は乗り越えられた日々がたくさんある」。「専用劇場のいいところは何でもできるところ」として、「いろいろなことに挑戦していきたい」と意気込んだ。

「より良い『おうち』をみんなで作っていきたい」

   豊永さんも

「新劇場でもファンの皆さんとメンバーみんなで、そしてスタッフさんも一緒に力を合わせて、より良い『おうち』をみんなで作っていきたい」

などと話した。

   劇場ロビーには劇場への感謝をつづったメンバーの寄せ書きが飾られ、公演を見終わったファンが名残惜しそうに写真を撮っていた。

   特に劇場の門を閉めるなどのセレモニーは行われなかったが、劇場スタッフが「ありがとうございました!」というあいさつとともにロビーを消灯すると、入口で待ち構えていたファンは三々五々家路についた。

   HKT48は3代目劇場開業までの間、15周年のコンサートツアーを行っている。7月18日に大阪でスタートし、8月11日に広島、9月12日に東京、10月17日に名古屋で公演。グループ発足から丸15年にあたる11月26日に本拠地・福岡公演で締めくくる。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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